Wayniloans社はSegwit2xとニューヨーク協定の支持を撤回

ビットコインの基本的な仕組みである「P2P(ピアーツーピア)」プラットフォームを提供していたWayniloans社は、Segwit2x(セグウィット)とニューヨーク協定(以下、NYA)の支持を撤回した。

ちなみにSegwit2xを簡単に説明すると、Segwit2xとはビットコインのスケーラビリティ問題を解決するための提案で、データサイズを縮小すると同時にブロックサイズを1MBから2MBにするというもの。

このSegwit2xに合意するかどうかの協定が2017年5月に行われたニューヨーク協定(NYA)となる。

ラテンアメリカ地域で最初にP2Pネットワークを提供したWayniloans社は、メールで撤回を発表。Wayniloans社の共同設立者Juan Salxiolo(ジュアン・サルジオロ氏)は、NYAに署名した際に、このSegwit2xの提案がどれほど重要であったか認識していなかったと述べている。

さらにこのSegwit2xに対して、ビットコインのコア開発者たちは全面的に反対していることも知らなかったようで、ラテンアメリカではそこまでビットコインの現状が知らされていないようだった。

さらにJuan氏は、

「我々Wayniloans社のビジネスは、ビットコインのおかげで成功していることは認識していた。だからこそ、5月により良いビットコインエコシステムのためにNYAに同意したんだ。

でもその時はビットコインのコア開発者が反対しているなんて知らなかったし、内容も知らないところで改変されているようだ。」

とも述べている。

またWayniloans社は、Segwit2xではハッカーがビットコインを盗むのを防ぐ「リプレイアタックの保護」を実装していないことに批判しており、

「Segwit2xがリプレイアタックの保護を実装していないなら、当社の事業はできなくなる」

とも発表している。

ちなみにリプレイアタックというのは「不正アクセス」のことをいい、ユーザーがログインする際にログイン情報を盗み、同一データを用いて不正にログインすることを言う。

これに対しSegwit2xの開発者Jeff Garzik(ジェフ・ガルジク氏)は、オプトアウトリプレイの実装を提案しているが、これはあくまでユーザーが手動で行い、自分の資金を自分で守るものだと主張している。

しかし批評家は技術的に熟知していないユーザーによって手動で行うのは難しいと反論している。

Wayniloans社はSegwit2xとNYAの支持撤回にあたって、同じようにSegwit2xに反対しているいくつかの他の企業と関わりを持っているとのこと。

8月にBanking and Payment Processor Bitwala社は、ビットコインのコア開発者からのサポートがあるならばという条件下で、Segwit2xを支持すると発表。さらにWebコンテンツプラットフォーム「Yours」は、Segwit2xに反対し、ビットコインキャッシュのブロックチェーンを立ち上げると発表。

他にもF2Poolは、次回のプールサーバーの更新時に、Segwit2xのシグナリングを停止すると発表していた。

原典:「SegWit2x, NYA Bitcoin Agreement Loses Another Signatory

ここまでの内容と考察

11月にハードフォークが行われると言われているビットコイン。8月1日にはハードフォークは行われず、結局スピンオフという形でビットコインキャッシュが誕生しましたね。

以前から予定されていたハードフォークは11月に起こるのでは?と予想されており、それを実行するためのSegwit2xが話題となっています。

そもそもSegwitというのは、「Segregate Witness」の略で、内容としてはビットコイントランザクションに含まれる署名(Witness)をブロックから分離(Segregate)させて保存するというもので、それによってブロック内のデータ容量を減らす技術です。

Segwit2xでは同時にブロックサイズを2MBに拡大させるもので、11月のハードフォークでこれが実装される予定です。

ただこのSegwit2xは本文にもあるように、リプレイアタックに対する保護がないので、ユーザーにとってのリスクはむしろ大きくなるとも言えます。

いずれにせよ11月に向けてまた新たな動きがありますので、最新情報はチェックしておくことをおすすめします!


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