Segwit2xが再燃、12月28日にハードフォーク発生が予定

著名人たちの仮想通貨市場に対する発言、「強固なファンダメンタルズが市場を盛り上げる」

Segwit2xの開発者Jaap Terlouw氏が,11月に予定されていたSegwit2xを12月28日に実施することを公表した。

元々、11月中旬に予定されていたSegWit2Xは、ビットコインコミュニティの論争の影響で延期された。公式の声明では、「ブロックサイズのアップグレードに十分な合意が得られていない 」と発表されている。

Terlouw氏は

「私たちのチームは、11月中旬に予定されていたビットコインハードフォークを実行します。現在のビットコインは、取引スピードが以上に遅く、支払いの手段として使用することは不可能です。」

と述べている。

Segwit2Xでは、ブロック間を10分から2.5分に短縮し、ブロックサイズを4MBに拡大することで、送金スピードを改善するという。

ハードフォークの歴史 

ビットコインは2017年に4回のハードフォークが実施されており、8月にビットコインキャッシュ、10月にビットコインゴールドを11月にビットコインダイヤモンド、12月にスーパービットコインが誕生した。

ここに、Segwit 2Xのハードフォークが加わる。

SegWit2X先物は、HitBTCなど既にいくつかの取引所で行われており、ハードフォークが発生した場合にはBinance、GDax、BTCCなど大手の取引所が取扱うことを発表している。

Jaap Terlouw氏によると、

「ビットコイン保有者は、1BTCにつき1B2Xを受け取ることができる」

ということである。

原典:「https://www.ccn.com/better-late-than-never-segwit-2x-scheduled-for-december-28th/」

ここまでの内容と考察

SegWit2Xハードフォークが再燃しましたが、元々のSegWit2Xとは少し違いますね。

以前のSegWit2Xの記事はこちら!

11月のSegWit2Xは、リプレイアタック対策をあえてせずに分裂が発生する予定でした。リプレイアタックとは簡単にいうと、片方のビットコインの情報からもう片方のビットコインのセキュリティ情報が漏れ、そこをハッキングすることを言います。

つまり、分裂したらどちらか一方のビットコインしか生き残れないという状況になる可能性がありました。

ただ、今回は、リプレイアタック対策がきちんとなされていることから、その心配はないようです。

すでに大手の取引所が取り扱いを表明していることから、この発表があって以来ビットコインの価格が上昇しています。

昨日からのビットコイン価格の上昇が、SegWit2Xとは関係があるとしたら、12月28日以降価格が下落するかもしれませんね。