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ロシアの信用格付け機関が「仮想通貨は未だ実用的ではない」と発表
- 2018/6/11
- 仮想通貨の最新ニュース
東欧の大国にて、また新たな衝撃発表が行われた。
先日、ロシアの信用格付機関「ACRA」が、仮想通貨に関するマイナスな見解を示した。
それによれば、現在仮想通貨のレート変動率は異常に高く、決済手段としての役割を十分に果たしていないという。
また、セキュリティ面の不備や、仮想通貨の根幹技術である「ブロックチェーン」の不完全性も、ネガティブな意見を生み出す要因となっている模様だ。
ACRAは諸々の事情を加味した上で、
「多くの面で、仮想通貨は法定通貨と比較した際に本質的な価値の欠如を感じさせる。
仮想通貨の本来的な意義、仲介者を減らす等のメリットが、このままでは埋もれてしまうだろう」
と、コメントを寄せている。
こうした事態を考慮してか、同国のトップであるプーチン大統領も、仮想通貨に対しては全体的に否定的な姿勢を取っている。
実際に、先日放映されたテレビの生放送でも、同氏は曖昧ながら仮想通貨を否認する意見を貫いた。
今後、ロシアでは7月1日に仮想通貨規制法の最終版が制定される予定となっている。
それに向け、同国での仮想通貨に対するスタンス、風向きはどのように変化していくのか。
また、ACRAが出した声明に、世論はどのような反応を見せるのか。
大国の動向に、世界からの注目が集まる。
ここまでの内容と考察
政治をはじめとした、様々な観点で注目を集める大国ロシアの信用格付機関(ACRA)が、仮想通貨の実用性を否定したという今回のニュース。
同機関が主張する通り、まだまだ現状の仮想通貨には改善点が存在するのは事実です。
今後こうした点を1つ1つ修正し、仮想通貨がより多くの人に賞賛される日の到来を願うばかりです。
動きの激しい仮想通貨市場。今後の動向からも目が離せません!