ビッサムが不正捜査の結果を報告！

長きに渡り不正を疑われていた大手仮想通貨取引所に、ようやく春が訪れたようだ。

先日、韓国の大手仮想通貨取引所「Bithumb（ビッサム）」が、約3か月に及んだ韓国政府主導の全面調査を終え、その結果を公表した。

それによれば、今回bithumbが「違法行為・脱税・不審な業務」を行っていた形跡はなく、特に罰せられる事もなく無事で済んだという。

そもそも同取引所は昨年1年間の収益が、その前年の約171倍に急増した事から、不正行為を働いていたのではないかと疑われていた。

韓国政府は特に税金面における徹底的な捜査を行うため、3か月という長い期間を要し、Bithumbが所有するコンピュータ上のファイルや情報等、隅から隅に至るまでのチェックを実施したのであった。

既述した通り、今回の大型調査でBithumbは事なきを得たが、それでも追加徴税として約300億ウォン（約28億円）の支払いを命じられるなど、苦しい状況に変わりはないだろう。

特に規制続きの韓国仮想通貨市場であるだけに、今回の判決がどのような影響を及ぼすかは未だ分からない。

先行き不透明な市場において、果たしてBithumbはこれからどのようなアクションを起こすのか。

今回の不正疑惑払拭が、今後のBithumbにとってプラスに転じるか否かに、世間の注目が集まりそうだ。

原典：「South Korean Crypto Exchange Bithumb Cleared by Government」

ここまでの内容と考察

中国発、世界最大規模の仮想通貨取引所のBithumbが、長らく続いていた不正調査の結果を発表し、無事に”シロ”であった事を公表したという今回のニュース。

本文中にも記載がある通り、苦しい状況が続いていたBithumbにとって、今回の無罪判決はイメージアップにつながるのではないでしょうか。

今回の出来事のように、徐々に韓国でも雪解けが進み、仮想通貨が広範囲で普及する事を願うばかりです。

今後の韓国の仮想通貨事情、ひいては世界全体における市場の動向から、目が離せませんね！
 

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