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リップルのブロックチェーン技術がタイの大手銀行に導入!
- 2018/3/14
- 仮想通貨の最新ニュース
タイの大手銀行の一つである「Siam Commercial Bank (シアム・コマーシャル・バンク)」がRipple(リップル)社のブロックチェーン技術基盤とした送金プラットフォームに「ユーロ」と「ポンド」を追加すると発表した。
SCB戦略責任者のArak Sutivong(アラク・スティボン)氏は、タイへのユーロ・ポンドの流入と店舗向けのブロックチェーン技術を基盤としたプラットフォームの展開について語った。
Sutivong氏によると、
「タイ中央銀行は包括的に監視したいと考えているが、サービスシステム自体は安定している」
とのこと。
また、日本と韓国合わせて60以上の銀行のコンソーシアムが試行しているRipple社の決済手段もあり、SCBは日本円の送金オプションをこの送金プラットフォームに追加する予定。
ちなみに昨年6月以来、タイ中央銀行監督下で日本在住のタイ人が資金をタイに送金するためのプラットフォーム送金テストを行ってる。
このサービスが実際に展開されると、現在の日本からタイへの年間約2億5,000万ドル(約260億円)の送金方法が大幅に変化すると考えられる。
また、SCBは日本~タイ間の送金サービスは、タイ中央銀行の許可が下りしだい展開する予定だという。
原典:Thai Bank Will Add Euro, Pound to Ripple Blockchain Retail Remittances
ここまでの内容と考察
国際送金プラットフォームとして注目されたいるRipple社のエンタープライズ製品「xCurrent(エックス・カーレント)」。
また、Rippleネットワークをサウジアラビア中央銀行がテストを開始するなど世界中の銀行がパートナーを提携し始め、送金手数料や時間がかかる現在の国際送金の仕組みを大きく変化させようとしています。
Ripple社は、同社が発行している仮想通貨XRPを使用するエンタープライズ製品「xRapid(エックス・ラピッド)」のパートナーも増やす予定と表明しており、すでに大手国際的送金ネットワークMoneyGram(マネーグラム)と提携しています。
今後もRipple社の動向に注目が集まりますね!
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