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Moneroなどの匿名コインはどうなる?日本の規制当局が正式に取引規制へ
- 2018/5/2
- 仮想通貨の最新ニュース
Forbesが30日に発表した内容によると、日本の規制当局は匿名コインである「Monero(モネロ)」と「Dash(ダッシュ)」の取引を規制すると発表した。
仮想通貨業界の専門家や金融庁が行った議論によると、プライバシー保護のためにアルトコインの規制を強化しようという動きの一環だという。
今年1月26日に起こったコインチェックの一件で、金融庁は仮想通貨交換業者に対して一層強い規制をかけ始めている。
コインチェックは金融庁の認可を受けていない、いわゆる「みなし業者」であったが、認可を受けられなかった大きな原因はこの匿名コインだと言われている。
コインチェックでは以前より「Monero(XMR)」、「Dash(DASH)」。そして「ZCash(ZEC)」の3種類の匿名コインを扱っていた。
これらは資金洗浄(マネーロンダリング)などを助けるとして、金融庁も前向きに受け入れられなかったのだ。
しかし3月にコインチェックは全匿名コインの扱いを停止し、マネックスグループに買収されて新生コインチェックとして準備をしているという。
仮想通貨交換業者への登録は月日が経つにつれて難しくなってきており、ざっと数えるだけでも100社以上の企業が交換業者としての登録申請中だという。
いずれにせよ今後日本では上記のような匿名コインの売買は規制される見通しだという。
原典:「Japanese Regulators Discussed Restricting Trade Of Privacy-Focused Altcoins, Report Says」
ここまでの内容と考察
忘れもしない、1月26日に起きたCoincheckでの仮想通貨流出事件。
みなし業者であったコインチェックから大量のNEMがハッキングされたというものですね。
そんなコインチェックは国内の中でも最も多い種類の仮想通貨が売買できるとして人気を博していましたが、それが仇となったのか金融庁からの認可を受けることができていなかったのです。
今回日本の金融庁が正式に発表した「Monero(モネロ)」と「Dash(ダッシュ)」の取引規制は、匿名コイン規制の第一歩になるでしょう。
今後も金融庁の動きには注目しておきましょう!