アニメやゲームに特化した「オタクコイン」が構想発表会を開催

2017年末に発表され、日本らしい新たな仮想通貨として話題を呼んだ「オタクコイン」。

このオタクコインはアニメ・マンガ・ゲームといったオタク文化に特化した仮想通貨で、日本のアニメ・マンガ・ゲーム等のコンテンツの活性化と発展を目指して2018年に発行予定となっている。

そもそもアニメ・マンガ・ゲームの制作には「資金調達」という課題があり、オタクコインはこの課題を改善しようとしている。

そんなオタクコインの構想発表会が「秋葉原UDX GALLERY NEXT3」で開催された。


引用:「ASCll.jp

この構想発表会ではオタクコインの概要やロードマップについて発表され、オタクコイン誕生のきっかけでもある「アニメ業界が抱える資金調達の課題をブロックチェーンで改善したい」という発想に基づいた発表が行われたという。

オタクコイン準備委員会の小高奈皇光氏は、

「オタクコインはオタク領域に特化したコミュニティで使われる通貨であり、投票権を持ちます。」

と定義していた。

ちなみに、オタクコインのロードマップは以下の3つのステップで実現していくという。

ステップ1は、「オタクコイン」の配布。

オタクコインは、世界中のアニメ・マンガ・ゲーム好きに無料で配布され、これによってオタクコインを手軽に入手できるので、扱いやすい仮想通貨になるのだ。

ステップ2は、「オタクコイン決済」の拡大。

配布されたオタクコインは、パートナー企業のECサイト等で決済できるという。

これにより、アニメ・マンガ・ゲームの購入ができるとのことで、将来的にはオタクコイン専用ウォレットの開発も考えているという。

そしてステップ3は、オタクコインの投票プラットフォームを使用し、アニメ・ゲーム・マンガの「プロジェクトを応援できる」ようにすること。

これはオタクコインに投票権を与えることによって、そのコインで応援したいプロジェクトに投票できるというもの。

多くの投票を集めたプロジェクトには、オタクコイン準備委員会からオタクコインが配布される。

また投票権の公平さを保つため、ユーザーの投票枚数に上限を設ける。

これにより、オタクコインを買い占める保有者プロジェクトの意思決定が歪まないようにしているという。

以上の3つがオタクコインのロードマップだ。

上記のロードマップに基づいてオタクコインは、アニメ・マンガ・ゲームの活性化と発展を実現していくことになる。

ここまでの内容と考察

アニメ・マンガ・ゲーム好きの方なら、オタクコインに興味が湧いてくるのではないでしょうか?

おそらくオタクコインは、日本のみならず、世界中のアニメ・マンガ・ゲームオタクから、かなりの支持を集めるかもしれません。

将来的には外国人がオタクコインを使って、秋葉原で買い物をしている姿が見れるかもしれませんね!

今後のオタクコインの動向に注目が集まります。