次は北欧!?ノルウェー中央銀行が独自デジタル通貨の開発検討へ

次は北欧!?ノルウェー中央銀行が独自デジタル通貨の開発検討へ

仮想通貨に寛容的な国々が並ぶ北欧で、また新たな改革が行われようとしている。

先日、北欧を代表する大国ノルウェーの中央銀行が、新たに独自のデジタル通貨(CBDC)の発行を検討していると発表した。

今回同行がCBDCの開発検討を行なっている主な理由としては、現行の貨幣や通貨への信頼度・確証度を明らかにするためであるという。

法定通貨の代替としてCBDCを使用する事で、利用者により便利な環境構築を図って行く事が最終的な狙いだ。

今回ノルウェー中央銀行が独自に発行する予定のCBDCは、原則として上述の通り法定通貨の代替として扱われ、同行の業務全般に何の支障も与えない範囲で使用されるという。

そして同行は、ユーザー側の需要がある限り、同通貨の発行を続けていく方針だ。

今回の英断について、ノルウェー中央銀行の担当者は、

「今回我々がCBDCを発行するというのは、まだあくまで検討中の段階だ。故に、完全決定ではない。

しかし、同通貨の有用性やメリットを考えると、導入はそう遠くないかもしれない。」

とコメントを寄せている。

各国の中央銀行が様々な動きを見せる中、今回のノルウェーが出した答えは、果たして市場にどのような影響を及ぼすのか。

北の地で、また新たな歴史が、今始まろうとしている。

ここまでの内容と考察

北の大国ノルウェーの中央銀行が主導で、新たなデジタル通貨(CBDC)が発行されようとしているという今回のニュース。

まだ検討中の段階であるとはいいますが、実際にCBDCが導入されれば、新たな決済手段等も増え、ますます便利な世の中になっていく事でしょう。

また、既存の法定通貨と併用する事で、ある種のシナジーも期待できるかもしれません。

日本からは程遠い北の地における仮想通貨事情からも、目が離せませんね!