リップルがNetcoinsで利用開始!購入可能店舗は2万以上に

ヨーロッパやカナダ、オーストラリアで仮想通貨の取引プラットフォームを展開する「Netcoins(ネットコインズ)」が、リップル(XRP)の上場を発表した。

これにより、Netcoinsが持つ世界21000以上の店舗でXRPを購入することが可能になり、既に扱われているビットコインやイーサリアム、ライトコインと合わせて仮想通貨取引ができるようになった。

このNetcoinsは、従来の仮想通貨取引をより気軽にできることを目指したプラットフォームで、「店頭取引(OTC)」や「Virtual Crypto ATM(バーチャル・クリプト・ATM)」と呼ばれるサービスを提供してきた。

これまで店舗にとっては初期投資の負担が大きく、利用者にとっては手数料が高いとされてきた仮想通貨ATMもNetcoinsが提供するソリューションよって初期投資を抑えることができるという。

そのため、今回の上場はユーザーにとってはまさに手軽な形でリップルを購入できるようになったと言える。

NetcoinsのCEOであるMark Binns(マーク・ビンズ)氏は、

「扱えるコインを増やすことで、顧客にとっては購入できるオプションが増加し、リセラーにとっても手数料を得る方法が増加する。

今回のXRP上場によって私たちのプラットフォームをより魅力的なものにしていく」

と述べた。

原典:「XRP Is Now Available in More Than 21,000 Netcoins Retail Locations Spread Across Three Continents

ここまでの内容と考察

Netcoinsにリップルが上場したという今回のニュース。

今月には世界最大の仮想通貨取引所Bittrexが、リップルを米ドル建てで追加すると発表し、市場の注目を集めました。

今回のNetcoinsへの上場によってカナダやオーストラリアといった主要国でリップルがより簡単に取引できるようになり、リップルがさらに普及していくと考えられます。

また、最近の仮想通貨市場は全体として弱気市場になっており、2018年の最安値も記録しました。

そんな中で、今回のニュースが仮想通貨市場にとって良いカンフル剤となることを期待したいですね。

今後のリップルの普及がどこまで進むのか、そして仮想通貨市場は回復に向かうのか注目していきましょう。