流出したNEMがダークウェブへ!?ハッカーがロンダリングを試みる

大手仮想通貨取引会社コインチェックから日本円にして約580億円分のNEM(ネム)がハッキングされた問題。

実はハッカーが管理していると思われる口座人物から、闇サイト「ダークウェブ」で、他の仮想通貨との交換を試みていることが判明した。

ダークウェブとは、World Wide Web(ワールド・ワイド・ウェブ)の一部で、特定のブラウザを使うことによってユーザーのIPアドレスを隠し、ユーザーの匿名性を保っているウェブのこと。

ハッカーは、ダークウェブの匿名性を使い、ロンダリング(資金洗浄)を試みていると考えられる。

ハッカーの口座から、ダークウェブのURLが記載されたメッセージが複数のNEM口座に送信した模様。そのウェブサイトには、数千万円に値する盗まれたNEMをビットコインやアルトコインに交換できると記されていた。

ここまでの内容と考察

コインチョック株式会社で起きたネムの流出から二週間が経とうとしています。ハッカーが様々な方法でを試みています。

ちにみに、仮想通貨の、Dash(ダッシュ)、Monero(モネロ)、Zcash(ジーキャッシュ)は匿名性がとても高いと有名です。またVerge(バージ)の匿名性はダークウェブで使うテクノロジーととても類似しています。

犯罪に使われる可能性もあるこのようながアルトコインは危険という見方もありますが、同時にこれらの仮想通貨はプライバシーを保てることもたしか。

ちなみに、海外では匿名通貨よりは「プライバシーコイン」という呼び方が一般です。

これからもコインチェックをハッキングした犯人の動向に注目が集まりますね。