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ついにみずほ銀行も!独自仮想通貨Jコインの実験開始
- 2018/3/16
- 仮想通貨の最新ニュース
メガバンクが仮想通貨市場へ参入する動きが、日に日に加速している。
この度みずほ銀行は、昨年9月に構想を発表した独自の仮想通貨「Jコイン」を実際に使用すべく、東邦銀行と恊働で実証実験を行う事を発表した。
これは先日、ライバルである三菱東京UFJ銀行がオリジナルの仮想通貨である 「MUFGコイン」の開発開始をアナウンスした事を受けての流れだ。
今回の実験では、みずほ銀行と東邦銀行の口座保有者が対象となり、スマートフォン上のアプリで実際に個人間決済が可能となる。
また、対象店舗ではQRコードを読み込む事で、即時支払いができる。
同行が掲げる、「キャッシュレスな世の中の実現」に向け、新たなスタートラインに立つ瞬間が訪れようとしている。
Jコインの可能性
そもそもJコインとは、前述の通りみずほ銀行が昨年9月に創出する事を発表した、独自の仮想通貨の事だ。
機能としてはSUICAやPASMOなどといった、いわゆる電子マネーと、新たに仮想通貨市場で生まれた技術である「ブロックチェーン」を融合したものだ。
Jマネーを使えば電子マネーのように簡単に決済ができ、キャッシュを持ち歩かなくとも生活ができるようになる。
またブロックチェーンが搭載されている事で、同通貨の使用履歴等がデータベース上に残るため、犯罪などへの利用を防ぐ役割も果たす。
ビットコイン等の一般的な仮想通貨と違うのは、あくまでみずほ銀行が利用者の間に仲介役として存在するため、完全な独立性が確保されていない点だ。
しかしそのおかげで、1Jコイン=約1円でレートが保たれるため、ビットコインのように高騰や暴落を引き起こしにくくなっている。
主な機能は上記の通りであり、基本的には三菱東京UFJ銀行が発表したMUFGコインとほとんど変わらない内容だ。
そのため、今後どのようにして両者は差別化を図っていくのかが争点となる。
Jコインの今後の展望と可能性について、みずほFG佐藤社長は、
「キャッシュレスな世の中になる事で、社会なコストが大きく削減できるはず。その意味では、可能性は無限大だ。今後は日本全国を1つの方式で統一できるようなアプローチをかけていきたい。」
とコメントしている。
ますます激化するメガバンク業界における、仮想通貨市場への参入競争。
今後はどのような動きがあるのか、どこがいち早く栄光を摑み取れるのかに注目だ。
ここまでの内容と考察
いよいよみずほ銀行も、独自の仮想通貨Jコインの実現に向けて動き始めました。
三菱UFJ銀行がMUFGコインの開発を進めていると発表したかと思えば、みずほ銀行も負けじと今回の実験開始をアナウンス。
もう一行の三井住友銀行に関しては、リップルとの提携で話題になっていますよね。
どのメガバンクも、そして地方銀行までもが仮想通貨市場へ参入している今、まさに新たな時代の幕開けを予感させられます。
今後実際にどれだけ大規模に各行のサービスが普及するのか、本当にキャッシュレスな社会は実現するのか。
ますます仮想通貨業界から目が離せませんね!
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