「TenX」と韓国の取引所が「Korbit」がライトコインをサポート

ライトコインの仕組みや特徴

導入が期待された「Litecoin(ライトコイン)」の決済サービス「Litepay」が失敗に終わった。

そんなライトコインに対して、ウォレットプラットホーム「TenX」と韓国の大手取引所「Korbit」がサポートすると発表した。

具体的に、TenXは先週公式発表なしにライトコインをウォレットプラットフォーム上に立ち上げ、ライブテストを行ったという。

さらに韓国の2番目に大きな取引所Korbitは、ライトコインの取引を4月18日に開始した。

ちなみにTenXは、Litepayで失敗した機能の1つであるLitecoinにカードサービスを提供するサービスの実装を希望し、

「新しいパートナーシップを発表することにも興奮しています。私たちはライトコイン財団と連絡を取り合い、より多くの情報がすぐに利用できる共同ブランドカードを紹介するよう働いています。私たちはライトコインのファンやオーナーのための好ましい支払いプラットフォームになることを願っています。」

と述べている。

ライトコインの創設者Charlie lee (チャーリー・リー)氏は、数年前にライトコインをKorbitを試してみたいと尋ねた過去を明かした。

LitePayの終焉

LitePayの実装によってユーザーはライトコインでの支払いを受け入れる事ができ、これにより紙幣へ瞬間的な変換が容易になる。

さらに38カ国以上の銀行口座に即時入金できるようになる予定だった。

またLitepayは従来のクレジットカードレートを上回ると主張していた1%の取引手数料を宣伝。

しかしライトコイン財団の運営ディレクター、キース・ヨン氏は3月26日に開発を中止し、同社を売却をするとの発表。

lee氏もライトコインや広い仮想通貨コミュニティに謝罪し、ツイッターにも謝罪の文を綴った。

しかしTenXはAndroidとiOSのプラットフォームでのLtCサポートを開始しており、TenX/Litepayカードを立ち上げる予定だという。

一方韓国は仮想通貨取引のハブであり、仮想通貨に対する欲求は依然として旺盛。

その点、韓国で2番目に大きい「Kobit」での支持はライトコインにプラスの効果をもたらす可能性がある。

原典:「Litecoin Courting TenX and Korbit – Just a Month after LitePay ‘Breakup’

ここまでの内容と考察

LitePayはライトコイン専用の決済システムとして3月下旬に商業サービスを始めると発表いたが、このプロジェクトを終了しました。

このリリース発表を受けライトコインの価格は2月上旬に上昇しました。この大きな出来事があったのにも関わらずライトコインの価格は若干上向きです。

ライトコインは送金スピードなどの点からビットコインを超えると予想する専門家もいるなど将来性に期待できます。それが今回のTenXやkorbitにも影響していると思います。