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韓国最大の仮想通貨取引所「Bithumb」がスイスで独自通貨ICOを画策か
- 2018/4/23
- 仮想通貨の最新ニュース
仮想通貨の国内規制が続く韓国で、また新たな動きが起きようとしている。
先日、韓国最大の仮想通貨取引所であるBithumb(ビッサム)が、今年中に国外での新規ICOを目指しているという報道が飛び込んできた。
実際にBithumbがICOを狙っているとされるのはスイスで、韓国とは逆に仮想通貨に関する規制が敷かれていない国だ。
Bithumbは規制だらけの韓国から拠点をスイスへと移し、より自由な環境でICOを行おうとしている模様だ。
独自の仮想通貨
世界各国を見渡してみても、既に大手の仮想通貨取引所では軒並み独自の仮想通貨を発行・流通させている。
例えば隣国である中国発、世界最大の仮想通貨取引所のBinance(バイナンス)では、Binance Coin(バイナンスコイン)なる仮想通貨が取り扱われている。
Binance CoinはBinanceユーザーにとっては安く買うことができ、またBinance側にとっても手数料等の面で他の仮想通貨よりも収益性が高い。
独自通貨はまさに、取引所とユーザーの間で、win-winの関係を築いているというわけだ。
そんな中で今回、Bithumbも流れに続く形でICOを試みているわけだが、彼らのICOは前述したようなライバル企業が行なっているものとは内容が多少異なる。
というのも、Bithumbが今回計画しているICOは、基本的に機関投資家やファンド等の大口投資先を対象としているというのだ。
そのため、多くの投資家から数多くの出資を募るというよりは、大口先から一気に資金回収しようというスタンスに見受けられる。
また、今回BithumbがICOを予定している独自通貨は2種類あるといい、それぞれに特徴的な付加価値を搭載する模様だ。
今のところそれ以上の詳細情報は公開されていないが、いずれにせよBithumbはスイスという新たな舞台で、一気に資金調達を行う事が最大の目的となりそうだ。
規制から逃れる形で、また新たな動きが見え隠れし始めてある韓国。
最大の仮想通貨取引所がアクションを取り始めてる今、国としてはどのような施策を打っていくのであろうか。
Bithumbの動向はもちろん、韓国全体の仮想通貨事情の変遷に注目が集まる。
原典:「South Korea’s Biggest Cryptocurrency Exchange to Conduct ICO in Switzerland
」
ここまでの内容と考察
雪解けの兆候が見えない韓国の仮想通貨市場から飛び出そうと、また新たな仮想通貨取引所がアクションを起こしました。
今回行動に出たのはなんと、韓国最大の仮想通貨取引所である、Bithumb。
なんでも今年の末までに、スイスで独自の仮想通貨のICOを狙っているとの事ですが、実現すればこれまた大きな波紋を呼ぶ事となりそうです。
なかなか規制緩和が進まない韓国の仮想通貨市場に対し、Bithumbの動向が一石を投じる結果となるのか。
彼らの今後、そして韓国仮想通貨市場の未来に期待を寄せていきましょう!