JPモルガン代表と投資家Buffet氏「ビットコインには注意が必要」

JPモルガンの最高経営責任者Jamie Dimon(ジェイミー・ダイモン)氏は、ウォール街最大の投資家でもありビットコイン批評家でもあるWarren Buffet(ウォーレンバフェット)氏に続き、ビットコインに注意を促す。

2人の億万長者は、木曜日に放映されたCNBCのインタビューで、ビットコインについて懐疑的な見解を見せたという。

そのインタビューの中でCNBCがビットコインの嫌いなところを尋ねると、

ハークシャ―・ハートウェイ会長兼CEOでもあるBuffet氏は、ビットコインを本当のバブルとした上で、

「ビットコインに投資するのは悪い結末を示唆することになる。ギャンブルのようなものだ。」

と発言した。

一方で何年間もビットコインの批評家として発言してきたJamie氏は、以前より慎重な見解を示し、

「私はビットコインを語る人間になりたくない。ただ用心する」

と述べたという。その背景にはかつて「仮想通貨を扱う従業員を解雇する」と発言した事が関係しているようで、反省しているとのこと。

その間にJPモルガンが提出した2017年次報告書によると、銀行はビットコインのような破壊的な仮想通貨をビジネスモデルの脅威として認めているという。

その上で、仮想通貨について疑いを捨てきれない様子だ。

原典:「Beware’: Jamie Dimon and Warren Buffett Double Down as Bitcoin Critics

ここまでの内容と考察

仮想通貨についてマイナスの意見を持つ2人によるニュースでしたが、仮想通貨に対しての意見は二極化されます。

否定側の人達は、今年に入り価格が下落した事を引き合いに出して、バブル崩壊を主張。

またBuffet氏はかつてチューリップにものすごい高値が付き、その後暴落したチューリップバブルのようなものだとし、仮想通貨を信用しません。

一方で仮想通貨推奨派はその将来性を感じ、世界になくてはならないものになり得ると主張している専門家もいるほどです。

そんな仮想通貨に関しては様々な意見が飛び交っていますが、国家独自の仮想通貨を発行している現在では、否定側の人間も無視できない存在になりつつあるのは間違いないです。

今後の展開に注目していきましょう!