- Home
- ついにGoogleが参戦!?独自のブロックチェーンを開発へ
ついにGoogleが参戦!?独自のブロックチェーンを開発へ
- 2018/3/23
- 仮想通貨の最新ニュース
IT界の巨人「Google(グーグル)」が、ついに仮想通貨業界に本格参入を始める。
先日、大手IT企業Googleが独自のブロックチェーンを本格的に開発し始める事が報じられた。
Googleといえば先日、仮想通貨関連の広告禁止を打ち出した事で話題になったが、一転し仮想通貨事業に乗り出す事が決定した。
Googleはこれまで、幾多もの仮想通貨ベンチャーに投資する傍ら、実際に仮想通貨業界に参入する為のノウハウを蓄積してきた。
そしてこの度、貯めに貯めてきた知見を最大限に活かし、自らが仮想通貨事業に参入しようとしているのだ。
具体的には、Googleがこれまで得意分野としてきたクラウドやストレージといったネット環境を応用し、取引や決済系のプラットホームを新たに創出する狙いだ。
Googleは世界一のIT企業として、検索エンジンを始めとする様々なネット環境を提供してきたが、いずれも中央集権的な体制が問題視されてきた。
利益独占の観点はもちろん事、セキュリティ面などを考慮しても、中央集権型ではまさに中央機関が潰れてしまうような事があれば、大問題に発展するからだ。
そうした意味でも、Googleが新たに創るブロックチェーン環境は非中央集権的であり、人々がより安心して利用できる構造になっている事は間違いない。
前述した通り、Googleはこれまでいくつもの仮想通貨ベンチャーに投資を行ってきた。
一口に仮想通貨ベンチャーと言えど、その事業内容は多種多様で、会社の規模もバラバラだ。
投資先の企業からGoogleの新事業についてヒントを得ようと思っても、あまりに多様性があり判断が難しい。
実際にGoogle側も、新事業についての詳細な情報開示は控えている。
Googleの広報担当者は現在の状況について、
「我々は新技術や新事業の無限大の可能性を模索中だ。今その計画内容について話すのは、時期尚早と言えるだろう。」
とコメントしている。
このようなGoogleの対応を考慮しつつ、人々が彼らに期待し、新事業として予想しているのがまさにブロックチェーンの領域だ。
これまで多くの仮想通貨ベンチャーが開拓してきた領域に、自らが持つITの地盤を組み合わせ、新たなイノベーションを起こすのではないかと予測される。
特に彼らが得意とする「IoT(Internet of Things)」の分野では、全ての物とインターネットの融合が謳われている。
今回開発するとされているブロックチェーンが無事成功をおさめれば、彼らが理想とするIoTの世界の実現に確実な一歩を踏み出す事となるだろう。
彼らの理想郷は、一体いつ実現しえるのか。
Googleの一挙手一投足に、注目が集まっている。
原典「Google will Create its Own Blockchain in the Future: Report
」
ここまでの内容と考察
IT界の雄であるGoogleが、本格的に仮想通貨事業に乗り出す事が報じられました。
Googleといえば先日、仮想通貨関連の広告を禁止した事で話題となりましたが、間も無くして今回の報道。
得意分野であるクラウド・ストレージを活かしたブロックチェーン技術を開発する事で、より効率的かつ高速な取引・決済を可能とする見込みです。
彼らの知見を活かせば、これからの仮想通貨業界に新たな風を吹かせる事も十分可能でしょう。
今後のGoogleからますます目が離せませんね!
▼関連記事▼
・アメリカのインターネット企業「IBM」が目指すブロックチェーンの今後とは?
・Ripple社のCEO「仮想通貨の規制は良いが、技術革新の阻害をしない方法で」