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日本の大手ネット企業「GMO」がビットコインのマイニングに300万ドル費やす
- 2017/9/23
- 仮想通貨の最新ニュース
日本の大手インターネット企業である「GMO(GMO Internet Co., Ltd)は、2018年前半までにビットコインのマイニング事業を開始するとして、300万ドル(約3.3億円)以上投資する予定だという。
東京に本社を置くGMOは1990年代初頭に設立され、急速に普及している仮想通貨の需要に対応する準備をしている。今年4月より日本では仮想通貨が正式な決済手段として認められ、それを踏まえてGMOは5月にビットコイン決済導入を開始した。
「国境を越えた新たな経済圏」を創出するために仮想通貨は必須で、GMOは「新たな普遍通貨になる」と述べている。
2018年に開始を予定しているマイニング事業についてGMOは、
「再生可能エネルギーと最先端の半導体チップを活用したマイニングセンターを北欧で運営していく」
と発表した。マイニングセンターはスカンジナビアという国に設立し、毎秒500PH/s(ペタハッシュ)の生産を目標としているとのこと。またハードウェアについてGMOは、半導体設計技術を持つ技術パートナーと共に開発した7ナノメートルのマイニングチップを使用すると発表している。
ちなみにGMOはクラウドマイニング分野にも参入しており、ユーザーはハッシュレートを利用することができ、マイニングした仮想通貨は「GMOコイン」に交換して利用することができるとのことだ。
原典:「Japanese Internet Giant GMO to Spend over $3 Million for Bitcoin Mining Operation」
ここまでの内容と考察
先日マイニング業界に参入すると発表したGMO。中国の独壇場だったマイニング業界に、ついに日本からも参加ということで非常に注目を集めています。
GMOはビットコインマイニングに使われるASICの開発も行う予定で、将来的にASICマイニング機を販売していくそうです。スカンジナビアにマイニングセンターを作ることで、消費電力を3分の1に抑えることが可能で、予定台数は50,000台。
引用:「GMOプレスリリース」
GMOコインに交換することができ、GMOコインでビットコインの売買やレバレッジ取引ができます。
ビットコイン取引所やICOが規制される中国は、今後マイニングにも規制が入るのでは?と言われています。このタイミングでマイニングに参入すれば、中国に代わって日本がマイニング大国になることも?
既にビットコイン取引量は日本が世界一となっているので、マイニング業界でも活躍してほしいですね!