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業績悪化!?大手GMOコインが決算説明会で大赤字を発表
- 2018/4/25
- 仮想通貨の最新ニュース
競争が激化する仮想通貨業界で、また新たな風が吹き荒れそうな予感のする出来事が発生した。
昨日、大手仮想通貨取引所のGMOコインが、今年1月から3月までの四半期決算発表を行った。
結論から言えば、約7億5,000万円の赤字を計上し、現在の苦しい状況を露呈する形となった。
今回の赤字の主な原因としては、年明け以降の仮想通貨相場悪化に伴う営業収益の減少と、今年3月に金融庁から受けた業務改善命令が挙げられる。
まず相場に関しては、年明けから相場が急落した影響を直接的に受ける形で、前四半期比で約78%もの減収となった事を明かした。
相場の影響を最小限にとどめる施策が功を奏さず、GMOコインはまだまだ価格変動の煽りを受けやすい取引所体質である点を反省すべきと総括している。
また、金融庁からの業務改善命令に関しても、確実にブランドイメージを下げる要因になったと振り返る。
実際の数値はまだ調査中だが、業務改善命令以降の既存ユーザー離れ、および新規ユーザー登録数の減少は、歯止めがかからないほどであったという。
これら一連の結果と要因を受けて、GMOコイン代表の鬼頭氏は、
「今回の赤字発表を決して無駄にせぬよう、これから粛々とサービス改善に努めていきたいと考えている。
シェア拡大に向けては、現在実質一人勝ち状態のライバル「bitFlyer(ビットフライヤー)」に追いつけ追い越せで、今後は取引所サービス等も展開していきたいと画策中である。」
と、今後の展望も併せて、力強くコメントした。
今後GMOコインはどのような改善策を取り、業界をリードすべく躍動するのか。
また、鬼頭氏の口から直接出た、取引所の運営は果たして実現するのか。
大きな不安と期待が入り混じる今、GMOコインの真価が問われ始めている。
ここまでの内容と考察
大手仮想通貨取引所のGMOコインが決算発表を行い、大幅な赤字を計上していた事を発表したという今回のニュース。
GMOコインといえば、最近では電車の中吊り広告等でも見かけるようになったほど、知名度・実績ともに高い仮想通貨取引所です。
そんなGMOコインが赤字を計上していたというのですから、仮想通貨業界からはかなりの混戦模様が伺えます。
今後GMOコインはサービス改善を図る中で、ユーザー拡大を実現する事はできるのでしょうか?
激化する仮想通貨業界からますます目が離せませんね!