ジブラルタル証券取引所がブロックチェーンプラットフォームを創設!

ジブラルタル証券取引所(GSX)が、仮想通貨取引所GBX(ジブラルタル・ブロックチェーン・エクスチェンジ)をオープンすると発表した。

イベリア半島南端のイギリス海外領土ジブラルタルに位置しするGSXは、昨年11月にGBXについての発表を行い、EUが認可した世界初のトークン販売プラットフォームを目指すとした。

GBXは、現在ビットコイン、イーサリアム、GSXの独自仮想通貨「RockToken(ロックトークン)」を扱っており、将来的にはICO及び仮想通貨取引のビジネスエコシステムを確立したいとしている。

3月には、約200件のICO候補が集まったと発表しており、これは2017年のICO実施に成功した数とほとんど変わらない数字である。

さらに、GBXは仮想通貨取引所QUOINEX(コインエクスチェンジ)を運営するQUOINEグループと事業提携している。

CEOのNick Cowan(ニック・コーワン)氏は、

「仮想通貨市場が成熟の新しい段階に到達した時にこのプロジェクトは始まる。」

と述べた。

この動きは、ジブラルタル政府のICO規制への計画に先んじたものと言えるかもしれない。

特にGFSC(ジブラルタル金融サービス委員会)は、規制に対して積極的な姿勢を見せており、12月にはブロックチェーンに焦点を当てた法案が可決し、2月には世界初となるICO規制法が成立していた。

原典:「Gibraltar Stock Exchange’s Blockchain Platform Opens to Public Trading

ここまでの内容と考察

ジブラルタル証券取引所がジブラルタルブロックチェーン取引所(GBX)スタートさせたという今回のニュース。

このGSXは、2016年にヨーロッパで初めてビットコインを資産担保とする証券を上場させています。

証券取引所への仮想通貨の上場は現在ですらなかなか実現しておらず、世界的にもかなり早い段階でGSXが仮想通貨に注目していたことが分かります。

そのGSXがトークン販売や仮想通貨取引を目指して作られたのが、GBXです。

そういう意味では、GBXも革新的な動きを見せてくれるのか期待したくなりますよね。

今後のGBXに目が離せません。