ワールドカップ開催国ロシアで仮想通貨決済が可能に?

現在素晴らしい盛り上がりを見せている、ロシアワールドカップ!

明日の早朝には、日本対ベルギー戦が行われるので、各地で盛り上がりを見せると予想される。

そんな中、ワールドカップ開催国ロシアでは、世界各地から数十万人のファンが訪れており、滞在中にお土産を購入し、レストランにいき、クラブでナイトナイフを楽しむだろう。

またロシアは仮想通貨が法律で禁止されておらず、仮想通貨を使用する事が可能だ。しかし本当に仮想通貨で決済ができるのか?ということについてこの記事では、まとめられている。

まず初めに紹介されているのは、ロシア料理を専門とする「Valenok」と呼ばれるレストラン。同レストランは、モスクワで最初の仮想通貨支払いを始めて、多くのメディアから注目を集めた。

しかし残念ながら現在は、仮想通貨決済を行っていないという。

次に仮想通貨を使用できる場所としてお訪れたのが、ビールや野菜などを取り扱う農業組合の「LavakaLavka」である。

残念ながら同組合でも、現在ビットコインを受け入れていないそうだ。しかし、インターネットでは、独自の仮想通貨「BioCoin(バイオコイン)」を使って、商品を購入できるという。

つまり、モスクワのサッカーファンの中で最も人気のあるビールは、仮想通貨を使用して買える事が分かった。

またサンクトペテルブルグの「SPBlnnホテル」では、ビットコインを使って部屋を予約する事ができるようだ。その方法は、仮想通貨をホテルが所有するウォレットに送金し、マネージャーが着金を確認するという流れだ。

この決済方法は、非常に便利という評価を得ている。しかし上記で説明した事例はごくごく一部の話で、ほとんどの場所では、仮想通貨を受け入れていない。

したがって現在試合の日には、町の外貨交換所に長い行列ができるという。仮想通貨を使用するとその手間が省けるので、今後必ず需要があると専門家は予想した。

今後の世界大会で仮想通貨がどのような役回りを見せるのかに注目が集まる。

原典:「Few Real Opportunities to Pay with Cryptocurrencies at the World Cup