イーサリアムとリップルの価格が再上昇

7月18日(火)に約20%の価格上昇をしたイーサリアムとリップル。

特にイーサリアムは時価総額上位の仮想通貨の中でも早い段階で価格の回復を見せ、24時間で20%以上価格が上昇していました。
これによってイーサリアムの価格は、200ドルを超えて、1ETH=202ドルにまで上昇しています。↓

出典:CryptoCurrency Market Capitalizations

 

同じく一旦20%近くの価格回復を見せたリップルは、火曜日の終わりには4.5%の上昇率で落ち着きました。↓

出典:Crypto Currency Market Capitalizations

 

イーサリアムは本日のはじめに1ETH=216ドルにまで回復し、時価総額で20.21億ドルになっていました。イーサリアムの月曜日~火曜日の追い上げは他の仮想通貨と比べても群を抜いており、10%代の上昇を常に保っていたほどです。

7月4日に1ETH=282ドルにまで下がったイーサリアムは、14日にはさらに低い189ドルになっていました。そもそも400ドル以上あったイーサリアムは6月後半から下落を続けており、一時はやばいのでは?という声も上がっていたほどでした。

一方のリップルは、18日火曜日に1XRP=0.188ドルとなりました。先週、一時的に0.2ドルにまで上昇しましたが、それ以降はやや低迷していました。

そんなリップルは先週の木曜日(ほとんどの仮想通貨が下落していた日)に、唯一2.97%のプラスとなっており、長期的にみると21%もの価格上昇をしているのです。

原典:「Ethereum and Ripple Rebounds Taper, but Continue

ここまでの内容と考察

最近は8月1日の分裂問題に向けたビットコインに関するニュースばかりでしたが、今回はイーサリアムとリップルに関するニュースです。

仮想通貨が全体的に下落していた中、時価総額2位と3位のイーサリアム・リップルは今週に入って回復の兆しを見せてきました。バグや個人投資家の利益確定によって大きく下落していたイーサリアムは一時200ドルをも切っていましたね。

第3フェーズへの大型アップデート「メトロポリス」の実装遅れも相まって、イーサリアムユーザーが少し不信感を抱いていたようです。

一方のリップルは単純に仮想通貨市場全体の冷え込みによって下がったと言われていますが、リップルはSBIホールディングスの大規模な出資もあって期待が膨らんでいます。

特にSBIホールディングスは「SBI Virtual Currencies(バーチャル・カレンシーズ)」という取引所を展開し、既に公式サイトも公開されています。この取引所ではリップルを扱っていくことが決定しており、今後さらにリップルが身近になっていくと言われています。

ひとまず8月1日のビットコイン分裂問題が気になりますが、イーサリアムやリップルといったアルトコインの動向も気になるところですね!