イーサリアムやライトコインの上昇に伴ってビットコインも4500ドルまで上昇

ビットコインをはじめとする仮想通貨市場は、4日月曜日に発表された中国のICO規制を経て徐々に回復してきている。

ビットコインは8%の上昇で4,500ドル(約49万円)以上にまで回復しましたが、イーサリアムは10%以上の回復を見せている。

この回復は数日間下落していた仮想通貨市場の軌道を戻しましたが、月曜日の中国ICO規制による大量の売りは仮想通貨全体の時価総額を1,350億ドル(約14兆円)にまで引き下げたという。

しかしその数日後には1,450億ドル(約15兆円)にまで回復し、その日の晩には1,500ドル(約16万円)を超えていた。

ビットコインの価格が4,500ドルに戻る

ビットコインの価格低下は過去2か月において久しぶりで、先週末の間で5,000ドル(約54万円)にまで上昇したあと、月曜日には4,000ドル(約43万円)にまで下がっていた。しかし火曜日には下落が止まり、4,222ドル(約46万円)から4,500ドル(約49万円)といったように徐々に回復を見せたという。

現在ビットコインの価格は4579ドル(約50万円)となっており、前日比でいうと4.11%上昇している。

世界中の投資家がビットコインを長期的に保有したほうが良いと断言できるのは、世界のビットコイン採用率が上がってきているからです。Coinbaseはユーザーが銀行口座やデビットカードを使ってビットコイン、イーサリアム、ライトコインを購入することができるビットコイン交換機を設置する。

さらに2つのFinTech企業が、オーストラリアで2,900台のビットコインATMを展開する予定だという。

イーサリアムの価格上昇%が2桁に

月曜日に発表された中国のICO規制によってイーサリアムの価格は300ドル(約3万2,000円)を下回っていた。

しかし昨日の水曜日には回復を見せており、299ドルにまで下落した価格は10%以上も上昇し、326ドル(約3万5,000円にまでなった。イーサリアムの価格が過去最高である390ドル(約4万2,000円)に達するにはまだまだ長い道のりだが、そこへ到達するための第一歩を踏み出していると言える。

そんなイーサリアムの時価総額は308億ドル(約3兆円)にまで上昇したという。

ライトコインがアルトコイン市場をけん引する

ビットコイン以外のアルトコイン市場は、6日の水曜日に全面的な回復を見せていた。時価総額ランキング上位100のうち92種類ものアルトコインが上昇を見せ、ほとんどが2桁以上の成長をしていたという。

リップルの価格は、FinTechの会社がインドに事務所を開いたというニュースによって8%近く上昇しており、中でもライトコインは一日で15%もの上昇を記録し、時価総額は40億ドル(約4,000億円)に達しそうな勢いとなっている。

ちなみにNEMとDashの価格はそれぞれ10%近くの上昇となり、NEMが0.304ドル、Dashが338ドルとなっていた。IOTAの価格も13%上昇しており、Moneroとイーサリアムクラシックは11%だったという。

原典:「Bitcoin Price Rallies to $4,500 as Ethereum, Litecoin Lead Market Surge

ここまでの内容と考察

中国による突然のICO規制によって全体的に下落をした仮想通貨市場。

4日たった現在、ほとんどの仮想通貨は回復傾向にあり、軒並み緑の%になっていますね。

中国のICO規制が入るまでイーサリアムの価格は順調に上昇しており、過去最高値に近づく勢いでした。これは時期アップデートのメトロポリスが大きな要因となっているようで、イーサリアム保有者にとっては良い流れだったと思います。

それが一瞬にして300ドル以下にまで下落してしまい、やや振り出しに戻ってしまいましたね。

ただまだ仮想通貨市場は上がってくると予想されており、11月に予定されているビットコインのハードフォークやイーサリアムのメトロポリス、そしてNEMのカタパルト。

こういった要素が今後どう影響してくるか注目ですね。