リップルがインドに新たな事務所を設立し、送金ネットワークの拡大を試みる

リップルがインドに新たな事務所を設立し、送金ネットワークの拡大を試みる

次世代型の送金システムを構築するリップルは、インドの首都ムンバイに新たな事務所を設立し、リップルの事業をインドにも拡大しようとしている。

アメリカのサンフランシスコに拠点を置く「Ripple. Inc」はグローバルな即時決済を可能にするために、銀行とブロックチェーンの連携について注力してきた。

この目標を達成するために、デジタル社会へ変わりつつある発展途上国「インド」に事務所を開設している。

6日に発表されたこのインドへの事業拡大では、インド展開への詳細も明らかにされていた。

元銀行員であるNavin Gupta(ネイヴィン・グプタ氏)は、HSBCとシティバンクを含む世界の大手銀行での経験を使ってインドで金融業務をリードしていくと意思表明している。

またグプタ氏は次のようにも述べている。

「インドは法人送金や小口送金利用額は710億ドル(約7.7兆円)にも上り、世界で最も多くなっています。

リップルの速くて費用対効果に優れたブロックチェーンペイメントは、インド経済変革の大きな要素となるでしょう。」

インドは昨年11月に高額紙幣の流通を禁止する「現金禁止法」を行い、それに基づいて財務省が大幅なデジタル化を図っている。「Digital India(デジタル・インディア)」という大きなプロジェクトを掲げており、その中で現金の利用を少なくする「Cashless India(キャッシュレス・インディア)」という構想を発表した。

そんなリップルはクロスボーダー決済を処理するために、銀行や金融機関向けのエンタープライズ対応の「Ripple Consensus Ledger(RCL)」を開発。

またリップルはブロックチェーンをビットコインよりも「より安全で効率的かつ分散化」するという戦略を発表しており、XRPトークンの流動性を改善するために、リップルは今年末までに550億XRPを金融機関に流すという。

このようなリップルのソリューションは、インドの民間銀行「Axis Bank(アクシス銀行)」と「Yes Bank(イエス銀行)」で既に実装されている。特にAxis Bankでは2016年後半にリップルの送金用ブロックチェーンを試用している。さらに今年初めには、送金をクロスボーダーにする技術の開発に取り組んでいるという。

「インドは世界で最も急速に成長する主要経済として、また送金市場としても非常に重要な市場である。」

とリップルのCOOであるBrad Garlinghouse(ブラッド・ガーリングハウス氏)は述べている。

原典:「Ripple Opens Shop in India, the World’s Largest Remittance Receiver

ここまでの内容と考察

8月の後半に謎のカウントダウンで一躍注目を集めたリップルは、21日から23日の2日間で約0.2ドル上昇していましたね。

今回はそんなリップルがインドに新しい事務所を立てるといいます。送金システムのプロトコルとして誕生したリップル(XRP)は、従来の海外送金に変わるシステムとして期待されています。

現在の海外送金にかかるコストや時間を大幅に短縮できるリップルは新たにインドでの事業開拓をするようで、著しい経済発展を遂げるインドの手助けとなりそうですね。

巷では「最もがっかりした仮想通貨」No.1と言われているリップルですが、もし本当に海外送金にリップルが使えたらかなり便利になるハズです。現状どこまで実装に近づいているのかわかりませんが、将来性は非常に高いと言えます。