イーサリアムが購入できるおすすめ取引所や方法、手数料まとめ

イーサリアムが購入できるおすすめ取引所や方法、手数料まとめ

知っておきたいイーサリアムの購入方法

仮想通貨の中で2番目に時価総額が高いイーサリアム。

仮想通貨というとビットコインが最も有名ですが、最近COMSAなどで話題となっているICOシステムがイーサリアムにはあります。早くから仮想通貨を購入していた人は、イーサリアムへの期待を高くもっています。

起業家として有名なホリエモンが購入したことを発表したことで、一気に知名度を上げたイーサリアムは、現在では銀行やIT企業がこぞってイーサリアムを活用するなど、実際に世の中に広まっていく準備段階と言えます。

そんなイーサリアムの購入を検討されている方は

「イーサリアムは日本で購入できるのか?」

「どこでイーサリアムを購入できるのか?」
と思われている方もいらっしゃると思います。難しそうに思えるイーサリアムですが、ビットコイン同じように取引所で気軽に購入することができるようになっていたりします。

そこで、ここではイーサリアムが購入できるおすすめの取引所や購入方法をご紹介していきたいと思います!

2017年の1月は800円くらいだったイーサリアムは、6月には4万7000円近くまで上昇しました。

そんな期待の集まるイーサリアムの購入について興味のある方は、取引所選びをする人があると思います。まずは、取引所を比較して見ていきましょう。

そもそもehtereumとはどんな仮想通貨なのか?

Ethereumとは?

まずイーサリアムを購入する前に、そもそもイーサリアムとは何なのかについておさらいしていきたいと思います。

イーサリアムは現在ビットコインに次いで時価総額第2位の仮想通貨ですが、日本で注目されるようになったきっかけは、ホリエモンこと堀江貴文がイーサリアムの可能性について言及し、その将来性の高さに期待しイーサリアムを購入したこだと言われています。

また、先ほどもご紹介したようにメガバンクや大手のIT企業もイーサリアム技術を活用したサービスを出すと発表し、注目を浴びています。

では一体イーサリアムを購入してどんなメリットがあるのでしょうか?見ていきましょう!

まずそもそもですが、イーサリアムとは仮想通貨の名称ではありません。えっ?と思う方もいるかもしれませんが、イーサリアムとは「イーサリアムプロジェクト」という、新しい試みをやっていこうという計画のことを言います。

そのために必要なシステムや技術の総称をイーサリアムといいます。そして、そのイーサリアムプロジェクト内で使用される通貨のことを「イーサ(Ether)」と呼びます。

つまり、仮想通貨を指す場合は「イーサ」と呼ぶ方が正確な表現ですが、現状「イーサリアム」という名称が一般的になり多数派となっています。

そんなややこしいイーサリアムが注目されている理由が、スマートコントラクトという技術になります。これはビットコインのブロックチェーンを応用した技術です。ブロックチェーンは分散型台帳とも呼ばれ、分散化することで高いセキュリティを保ちながら取引情報を記録しています。

スマートコントラクトでは、従来のブロックチェーンに加えて、「契約」を合わせて記録できるようになっています。これは商取引において画期的な働きをするとも言われています。「契約」といってもイメージしにくいかと思います、具体例を使っていきたいと思います。

例えば、あなたがオンラインショッピングで物を購入したとします。購入方法は現金かクレジットカードか、口座引き落としが一般的ですが、ここでイーサリアムを使用すると便利になると言われています。

普通は代金を先に支払ってから商品が手元に届きますが、普通この際「商品を引き渡す」という契約を結ぶことはないため、本当に手元に届くか確証はありません。最悪のケースは代金の持ち逃げも考えられます。

しかし、ここでイーサリアムを利用した場合、送金データに加えて「商品の受け渡しをもって代金を支払う」という契約を自動的に結ぶことができます。

これによって店側は契約を履行しないと購入代金が受け取れないことになります。
このようにイーサリアムは、いままでの購入、売買、契約の仕組みを大きく変化させる可能性を持っていて、それが注目される理由なのです。

イーサリアムが購入できる日本のおすすめ取引所を比較

Ethereumを取り扱う取引所

まずは、イーサリアムがどこで購入できるのかを見ていきましょう。

ここではビットフライヤー、コインチェック、zaifを取り上げたいと思います。

イーサリアムを購入できる3つの取引所のについて簡単に下の表にまとめてみました。

 手数料ETH出金販売所取引所
コインチェック------------------0.01ETH×
zaif0.2%無料
ビットフライヤーメイカー:0%
テイカ―:0.1%
0.01ETH×

簡単に解説していきたいと思います。まずコインチェックですが、イーサリアムを買う際の手数料については不明です。

多くのサイトで、イーサリアムの購入は手数料0%と書かれているのが見受けられますが、コインチェックでイーサリアムを購入する場合は、販売所取引となり、手数料がかかってきます。

販売所でイーサリアムを購入する場合は、提示されているイーサリアム価格に既に手数料が含まれています。金額によっても変動しますが、おおむね購入額の2%程度といわれています。

取引所でのイーサリアムの購入に比べると割高な手数料設定です。その分操作も簡単で、ザイフの欄にあるようなメイカーやテイカ―などは考えなくてもいいため、イーサリアムを初めて購入する方にとっては利用しやすい取引所ではないでしょうか。

次に先ほど触れたザイフについて見ていきましょう。ザイフはコインチェックとは反対で取引所での購入しかできません。販売所ではなく取引所の場合、手数料が安く無料になるケースもあります。

購入手数料が無料になるかどうかというのは、メイカーかテイカーなのかどうかで変わります。取引所での購入では、個人間の売買が行われているのですが、この売買が成立するためには同じ金額で売却したい人と購入したい人が必要で、条件を提示する人とその条件に乗る人が存在します。

例えばAさんはイーサリアムを30,000円で1イーサリアムを売りたいとします。Aさんはこの条件を取引所に出し、Bさんは30,000円なら購入してもいいよと言って、売買が成立するという構図です。この場合、先に購入条件を提示したAさんがメイカー(Maker)でBさんがテイカ―(Taker)となります。

この場合メイカーであるAさんの方が手数料が安くなります。これがzaifでのイーサリアムの購入する際の特徴です。

最後にビットフライヤーについて見ていきましょう!

ビットフライヤーは国内最大手の仮想通貨取引所です。売買手数料も0.2%と安く、、出金時は手数料がかからないため、使いやすい取引所だと思います。

ビットフライヤーについては次で詳しくお話ししていきたいと思います!

ビットフライヤーの日本円での買い方や手数料

では、ここからは実際にビットフライヤーでどのようにイーサリアムを購入するのかについて見ていきましょう。

ビットフライヤーでイーサリアムを購入してみよう!

では ビットフライヤーのトップページに行きましょう!

まずは口座を開設します。解説といっても大したことをする必要はなく、個人情報の記入と本人確認書類をアップロードすれば完了となります。

口座開設が完了すれば、次はビットフライヤーにログインしてイーサリアムを購入していきましょう。

「bitflyer Lightning」という画面を開きます。黒を基調とした画面に代わるので、そこでETHを選択します。

購入方法には2種類あり、成行購入と指値購入のどちらかを選択します。特殊購入という選択もありますが、ここでは割愛します。

まず指値で購入する場合について見ていきます。

指値での購入には、購入したいイーサリアムの数量と価格が必要になります。

一方で、成行購入は時価でイーサリアムを売買する購入方法ですので、必要なものは数量だけです。

より詳細にbitFlyerについて紹介したページはこちら!

ビットフライヤーの購入手数料

ビットフライヤーの手数料体系はシンプルで、イーサリアム購入時にかかるのは0.2%だけです。ETHの出金もかからないという親切なしようとなっています。

ここまでのまとめ、ethereumハードフォーク

最後にここまでのまとめと、今後イーサリアムに予定されているハードフォークについて書いていきます。ハードフォークをいう言葉自体は、ビットコインの時に話題になりましたので、聞いたことがある方も多いかと思います。

そのせいか「ハードフォーク=分裂」というネガティブなイメージが定着している感じも見受けられますが、ハードフォークは通常、アップデートとして行われます。先日はネム(XEM)のハードフォークが行われ、送金手数料が95%低くなりました。イーサリアムも同様です。

イーサリアムのハードフォークは全4段階で予定されていて、10月に行われる予定なのは3段階目になります。ちなみに、1段階目は「フロンティア」、2段階目は「ホームステッド」、3段階目は「メトロポリス」、4段階目は「セレニティ」と呼ばれています。

このアップデートによりイーサリアムに適用される変更される点は大きく4つです。
まず1つ目がイーサリアムのマイニング難易度の簡易化です。現在イーサリアムにはコストダウンのために「デフィカルティボム」という仕組みが導入されています。

技術的な部分には触れませんが、コストダウンのためにデフィカルティボムは導入されました。最終的にマイニングにかかる電気が莫大にかかるほど、マイニングの難易度が上昇していくというデメリットがありました。

そこで、このデフィカルティボムの難易度調整を行うことが今回のハードフォークの目的の一つです。

これによって、現在上昇してきているマイニング難易度を減少することになります。
2つ目がイーサリアムのスマートコントラクトの簡略化です。難しいプログラミングを不要にすることで、スマートコントラクトの実装がより簡単になります。イーサリアムのシステムを利用したサービスの開発の加速に期待できます。

3つ目がイーサリアムの喫緊の課題、セキュリティの強化です。仮想通貨の永遠の課題でもあるセキュリティが強化されます。ハッキングの問題がよく浮上するイーサリアムにとっては大きな課題を解決できます。

4つ目がイーサリアムの匿名性強化です。新しくイーサリアムに「zk-SNARKs」と呼ばれる技術を導入します。これによって、イーサリアムを通して匿名性の高い契約が可能になります。ちなみにこの技術は「Zcash(ZEC)」と呼ばれる仮想通貨との共同開発で実現したとのことです。

このようにイーサリアムがハードフォークをし、アップデートされることで、より高い性能にバージョンアップしていきます。

さて、ここまでイーサリアムについて書いてきました。スマートコントラクトによって注目を集めるイーサリアムですがハードフォークを繰り返すことで、より実用に耐えうる性能にアップデートされていく途中段階です。既に大きく上昇していますが、ハードフォークもまだ第三段階です。