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ディズニーのブロックチェーンプロジェクト「Dragonchain」が商業化へ
- 2017/10/10
- 仮想通貨の最新ニュース
ディズニーランドで有名な「ディズニーカンパニー」のシアトル支店は、2014年に「Dragonchain」というブロックチェーンの開発に着手した。現在ディズニーカンパニーはほとんど関与していない状況だが、プロジェクトの商業化は進んでいるという。
ディズニーカンパニーは資産管理プラットフォームとして機能するDragonchainの構築に2年の歳月を費やしたが、いまだ実用可能な段階には至っていない。しかしこのプラットフォームが持つ利便性や商業的可能性をもとに、2017年1月にDragonchain Foundationを設立し、「Dragonchain. Inc」として正式に商業化を目指すという。
Dragonchainの開発者は、このプラットフォームはパブリックチェーンとプライベートチェーンのハイブリット型だと主張しているが、ビジネスで実用できるレベルには達しておらず、まだまだ改善が必要になる。
また開発者は、
「我々はブロックチェーンに馴染みがない人たちのために簡略化された分散型システムと、既存のソフトウェアアーキテクチャ(セキュリティやスケーラビリティ)を統合させようとしている。
これを利用すれば利用者はパブリックネットワークのセキュリティなどを心配することなく通信や様々な処理をすることができるようになる。」
と述べている。
Dragonchain. Incのプラットフォームは、企業がわざわざ高度な専門知識を持つ開発者を雇うことなく簡単にブロックチェーンを利用できることを目標としている。具体的にこのプラットフォームはJavaやPython、NodeやC#といった比較的に簡単な言語を使用しており、スマートコントラクトも搭載されている。
ちなみにDragonchainは10月2日よりトークンセールを開始しており、全体の約55%にあたる2億3,800万枚のDragonchainトークンは配布されるという。
原典:「Dragonchain ICO Seeks to Commercialize Disney’s Blockchain ProjectJosiah Wilmoth on 08/10/2017」
ここまでの内容と考察
あのディズニーランドがかかわっているという噂のICO「Dragonchain」が、遂にトークンセールを開始しました。
イーサリアムに導入されているスマートコントラクトが、この「Dragonchain」にも搭載されており、プログラミング言語(JabaやPythonなど)で利用できるようになるというのがこのICOの一番の特徴のようです。
イーサリアムにとって代わろうとしている仮想通貨とも言えますね。
ディズニーと仮想通貨とのかかわりはいまいちわかりませんが、ディズニーからの支援を受けていることは間違いないのではないでしょうか。
公式サイトにもディズニーとのかかわりが明記されています。
ICOに関しては、ハリウッド女優やサッカー選手と提携しているようにホットな話題です。今後も続々とICO案件が出てくるのではないでしょうか。