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ビットコインをはじめとする仮想通貨の市場は下落傾向か?
- 2018/5/8
- 仮想通貨の最新ニュース
先週ようやく回復の兆しを見せた仮想通貨市場だが、再び下落が始まっている。
先日5周年を記念してアプリ版が配信されたCoinMarketCapによると、市場全体の時価総額は5月7日の時点で429億ドル(約4.6兆円)にまで下落している。
また、市場を視覚化できるサイト「Coin360」のデータを見ても、上位10コインのうち「EOS」以外はすべて赤く染まっているのがわかる。
ビットコイン(BTC)の推移
ビットコイン(BTC)は、24時間で約3%の下落をしており、9,226ドル(約100万円)であった。
5日(土)には一時9,900ドル(約107万円)付近まで回復していたが、その後9,500ドル(約103万円)にまで下落。
翌日の7日(日)も回復は見込めず、以前下落したままになっている。
※5月7日時点の価格
イーサリアム(ETH)の推移
時価総額第2位のイーサリアム(ETH)は703ドル(約7.6万円)前後を推移しており、24時間のうちに約8%も下落していた。
最近では、ETHがセキュリティ(証券)として分類されてしまうのかといった議論によって価格がやや変動している。
※5月7日時点の価格
ビットコインキャッシュ(BCH)の推移
ビットコインの神様と言われたRoger Var(ロジャー・バー)氏が積極的に推奨しているビットコインキャッシュ(BCH)は6日(日)に大きな回復をしたものの、その後少しずつ下落している。
一時1,780ドル(約19万円)付近まで上昇したビットコインキャッシュだったが、24時間で5%以上下落している。
※5月7日時点の価格
ちなみに、アメリカの大手金融グループ「Goldman Sachs(ゴールドマンサックス)」は韓国のICO市場が間もなく再開される可能性があると発表していた。
それによって仮想通貨市場は再び活発になるのではないかという予測もされている。
しかし一方で「Bitcoin」や「仮想通貨」といったキーワードの検索回数が最高値の1/4になっていることから、市場への注目度自体がかなり下がってきているということも指摘されている。
原典:「$35 Bln Wiped Off Crypto Markets As BTC Tests $10k, Only To Retreat」
ここまでの内容と考察
GW中に一時回復の兆しを見せた仮想通貨市場ですが、GWが明けて再び下落してきてしまっていますね。
8日現在、少し回復していますがそれでも微増といった感じですね。
最近ではイーサリアムやリップルがセキュリティ(証券)なのでは?という議論が度々繰り返されており、それぞれセキュリティではないと主張しています。
もし本当にセキュリティと認定されてしまうと、SEC(米国証券取引委員会)の登録なしに売買・発行していることになっていまいます。
それはつまり、イーサリアムやリップルを取り扱う取引所が大きく減ってしまうとも言えますね。
そうなると市場への影響もかなり大きいと思われますので、引き続き動向のチェックは続けていきたいですね。