仮想通貨の取引に中毒者続出？スコットランドで治療開始

仮想通貨相場の値動きの激しさは、一種のギャンブルに近いのかもしれない。

その影響からか、イギリスをはじめとするEUで「仮想通貨中毒者」が続出しているという。

この状況を解決するために、なんと仮想通貨中毒者の治療が開始した。

仮想通貨中毒者の治療は、スコットランドにあるCastle Craig(キャッスル・クレイグ)病院が取り組んでおり、治療方法はギャンブル中毒者の治療に近い手法を用いられるという。

はたして仮想通貨の取引は、一種のギャンブルなのか。

Castle Craig(キャッスル・クレイグ)病院に勤務するギャンブルセラピストのChris Burn(クリス・バーン)氏は、

「仮想通貨市場は、ハイリスク・ハイリターンで変動性が高く、ギャンブラーにとって魅力的に感じるだろう。

また、興奮と現実逃避を与えてくれる。これが快感になり、中毒となる原因だ。」

と述べている。

Chris(クリス)氏が言うように、今の仮想通貨市場がギャンブルに近いというのもうなずける。

また、元ギャンブル中毒者のTony Marini(トニー・マリニ)氏に話を聞いてみたところ、

「仮想通貨の取引が現実世界から逃れられる手段ということは理解できる。

なぜなら、彼らは今いる世界が好きじゃないからね。

仮想通貨中毒者の治療方法として、他人に人生を共有させることが大切だよ。

中毒患者たちとグループセラピーに参加して、それぞれの人生の物語を共有する。

こうすることで、お互いを認識し合い、自分は一人じゃないという自覚が中毒を克服する助けになるんだ。」

と語っていたという。

Tony氏が言うように仮想通貨中毒患者が助かる道は、現実世界の素晴らしさに気づくことだろう。

自分は一人じゃない、人生を共有できる人が他にもいるという自覚が、孤独の解放になり、現実世界がより良いものに感じるという。

またCastle Craig病院によれば、「仮想通貨中毒者」の数は現在正確に把握できておらず、仮想通貨の激しい値動きが続くようであるなら中毒者の数は増える一方になるだろう。

ここまでの内容と考察

仮想通貨の取引に中毒性があるなんて思いもしなかったですね。

知らぬ間に「仮想通貨中毒者」になっていたなんてことがあったら恐ろしいです。

もし、「仮想通貨の取引がやめられない」「相場のチャートを見ないと安心しない」という方がいましたら要注意ですよ！

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