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ついに強硬措置へ!コロンビアで取引所の口座を凍結!
- 2018/6/12
- 仮想通貨の最新ニュース
仮想通貨取引所のサポート体制の不十分さが指摘される中、その杜撰なサポートにとうとう鉄槌が下された。
コロンビアの銀行と連携し仮想通貨取引所を運営する「Buda.com」の口座が閉鎖。
皮肉にも、同取引所Buda.comのCEOであるAlejandro Beltran(アレハンドロ・ベルトラン)氏が自ら発表することとなった。
詳細を探るにつれ、Buda.comのサポートへの認識の甘さがわかってきた。
ことの始まりは、コロンビアの金融当局が、仮想通貨関連事業者にサポートを徹底するよう警告を促していたことからだ。
銀行などの金融機関の口座と連携する場合はそのサービスを提供している業者はサポートの充実が欠かせないのだが、しばしば業者のサービスに杜撰な管理が見受けられたという。
さらに、コロンビア財務長官は手紙で以下のように警告していた。
「改善が見受けられない限り、警告を受けた業者は仲介業をする資格はない。」
それにもかかわらず、Beltran氏は、この警告をあくまで警告でしかないと解釈し改善を必要としないと述べた。
その結果、Beltran氏が運営する仮想通貨取引所Buda.comの口座は凍結。
順当な結果と言える。
そもそも、Buda.comは今年にも同様の出来事が起きていた。
3月、チリの銀行において、Buda.comの口座が不十分のサポート体制であると判断され凍結。
その後、3か月近く法廷で争い、5月下旬にようやくチリの銀行口座が再開された。
今回の出来事とかなり酷似しているにもかかわらず、Buda.comは二度目の銀行口座の凍結をされていたのだ。
警告を無視し改善を行わいとは、杜撰な対応にもほどがある。
今後の仮想通貨取引所のサポート体制と取り組みの姿勢には要注目だ。
原点:「Colombian Banks Shutter Accounts of Domestic Cryptocurrency Exchange」
ここまでの内容と考察
仮想通貨取引所Buda.comがコロンビアの銀行で口座が凍結されました。
文中にもあるように、再三、コロンビア財務局から警告を受けていたにも関わらずサポートの改善が見られなかったので、順当な措置と言えますね。
こういった警告を無視し改善しようとしない姿勢の取引所に対し、規制の措置を行うことは、ぜひ今後も積極的に行っていただきたいですね。
今後の仮想通貨取引所のサポート体制に注意しましょう。