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コインチェック事件のハッカー特定か?17歳女子が犯人を追跡でネット騒然
- 2018/1/29
- 仮想通貨の最新ニュース
連日ニュースでも話題となっているコインチェックの仮想通貨流出事件。
26日に起きた今回の事件は、580億円にも上る仮想通貨NEM(ネム)が何者かにハッキングされ、それがすべて外部へ流出してしまったというもの。
それに対し金融庁は28日、今回の原因でもあるシステム管理能力不足を指摘し、業務改善命令を出した。
だが29日の今日、事態は急展開へ。それは「JK17」というTwitterアカウントが犯人の特定に成功したというもの。
ネットでは、日本人の17歳女子ハッカーがブロックチェーン上で犯人を追跡し、盗まれた仮想通貨の所在を特定したとされており、その経緯や手法を解説するサイトが登場しているという。
実はこの「JK17」さんは、通称「ホワイトハッカー」と呼ばれており、事件当日は自身のTwitterアカウントで
「ハッカーのアカウント監視はじめるか」
とツイート。27日にはNEM財団と協力し、流出資金自動追跡プログラムの作成をしたという。
ハッカーのアカウント監視はじめるか。
— Rin, MIZUNASHI (JK17) (@minarin_) 2018年1月26日
既に犯人のウォレットにマーキングを行っているらしく、今後資金を移動させたり換金した際にも特定ができるという。
真意は明らかになっていないが、コインチェック側の説明やNEM財団との協力関係にあることがTwitterアカウントからでも確認できることから、本物だという噂が広がっている。ちなみに「JK17」というアカウント名によって、17歳の女子だとイメージされているが、本当は年配の凄腕ハッカーなのでは?という見解もあるという。
ここまでの内容と考察
日本の仮想通貨業界に新たな衝撃が走りました。
26日に起こったコインチェック事件の正体を、17歳女子(仮)が特定したというのです。
セキュリティを守る側と言われているホワイトハッカーである「JK17」さんは、NEM財団と協力の上、ハッカーを自動追跡しているそうです。
Twitter上で騒がれていますが、本当かどうかの真意はわかりません。ただこうした優秀なホワイトハッカーたちは世界に数人いると言われており、日本にも1人だけ世界的に認められたホワイトハッカーがいるんだとか。
ちなみに今回のコインチェックの事件を受けて、安全管理体制や顧客資産の補償を考慮して自主規制ルールが取り急ぎ行われているそうです。
それに伴って、仮想通貨業界の信頼を取り戻すために「日本ブロックチェーン協会」と「日本仮想通貨事業者協会」が統合するとのこと。
両者は金融庁より2社統合の要請をうけてきたが、議論を行ってもなかなか進まずにいました。ただ今回の事件を受けて両者が統合へ前向きになり、今後は投資家の資産の分別管理・保全システムの開発や情報開示基準を統一できるようになるそうです。
大きな損失をもたらした今回の事件ですが、日本の仮想通貨業界にとって大きな変化をもたらした事件であったとも言えますね。