コインチェックがビットコインゴールドの対応について発表

2017年10月19日(木)、日本国内大手取引所「コインチェック」が、ビットコインゴールドのハードフォークに関して対応方針を発表し、ビットコイン保有者にビットコインゴールドの付与を行うことを明らかにした。

日本国内の取引所では、ビットコインゴールドに関する対応を明らかにした初めての事例である。

コインチェックはReplay attackと呼ばれるハッキングに対して対策がしっかりと行われることを条件に、ビットコインゴールドの付与を発表。Replay attackは新しく生成されたチェーンのセキュリティ対策が不十分であった場合に、既存のビットコインチェーンが盗まれることで発生する。

また、コインチェックはビットコインゴールドにマイナーが集まらないと判断した場合にもビットコインゴールドの付与を行わない。

コインの付与が行われるのは、ブロック高が491407になった時点でコインチェックのウォレットにビットコインを保有していた人であり、これが10月25日に予定されている。

また、ビットコインゴールドの付与額に関しては、ビットコインの付与額と同等ではなく、コインチェックに登録している全ユーザーの取引状況によって異なり、ビットコイン保有数より少なくなる。

ただ、まだ具体的な入出金方法や売買機能については未定となっており、これから詳細が決定していくようである。

コインチェックは日本国内において、ビットフライヤーに次ぐ大手仮想通貨取引所である。

今後、他の仮想通貨取引所もビットコインゴールドに関する発表が行われていくでしょうが、取り扱いを行わないという取引所もでてくる可能性があるので、複数取引所に登録しておくことも視野に入れておかなければいけません。

現在ビットコインゴールドに関して発表されている各取引所の方針はこちらで確認できます。

各取引所の対応方針について

今後のビットコイン価格について

ビットコインゴールド配布が決まり、ビットコインの価格がハードフォーク後に急騰する可能性が高い。

理由は、配布されたビットコインゴールドをビットコインに交換する動きが起こるからである。この動きから、ビットコインの売買計画をたてる必要がある。

原典:「2017年10月25日「Bitcoin Gold」の分岐に係る対応方針について