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カナダの電力会社が入札制での電気使用へ!マイニング業者低迷の可能性も
- 2018/6/23
- 仮想通貨の最新ニュース
カナダ・ケベック州の電力会社「ハイドロ・ケベック」は、仮想通貨関連の業者に対して電力の使用を入札制にするという新ルールを提案した。
新制度では、既存の120メガワットに加えて最大500メガワットを割り当てる事を目指している。
一方で価格を見てみると、マイナーにとって痛手となるだろう。
なぜなら、入札価格が業界の標準価格より20%以上も上回っているからだ。
新ルールの目的について、ハイドロケベック社は、
「ケベック州とハイドロケベックが経済的な副産物を最大限に得て、一般顧客の電気料金を引き下げること」
とコメント。そんな同州では3月に、マイニング事業者が使用する電力について議論が行われたという。
州首相のフィリップ・クイヤール氏は、安い電力をマイナーに渡すつもりはないとした上で、
「私たちの社会には、付加価値をもたらす必要がある。
つまり、ただマイニングのために新しいサーバーをおいてビットコインを生み出すことについて付加価値を見出せない」
とマイニングについて否定的な発言をした。
しかし5月には、仮想通貨の波に乗り遅れないためにマイナーへの電力販売停止を解除を発表。
そうした背景から、マイニングに関する電力を入札制で行うという今回の発表に至ったそうだ。
今後、仮想通貨の課題とされる「莫大な電力消費量」について各国取り組んでいくことが予想される。
ここまでの内容と考察
予てより、問題視されていた仮想通貨のマイニングによる莫大な電気消費が改善されるかもしれないですね。
現在ビットコインの価格が下がっているので、高い電気代を支払うとなると、収支でマイナスの可能性が高いです。
マイニング事業者の今後の対応に注目されるでしょう!
仮想通貨が成り立つ上で、欠かせないマイニングの問題が今後どのように対応されて行くのかに熱視線が送られます。