Bitstampがビットコインキャッシュの取り扱いを9月末に予定

ヨーロッパの大手取引所「Bitstamp(ビットスタンプ)」は、9月末までにビットコインキャッシュ(BCH)の取り扱いを開始すると発表した。

理由はビットコインキャッシュへの需要が増加し、ユーザーから要望が増えたからだという。8月1日のハードフォークの時点でビットコインを保有していたユーザーは、自動的に取引所のウォレットからビットコインキャッシュを付与されていたのにも関わらず、今まで取引が出来ずにいたのだ。

ちなみにBitstampが取り扱うのは、BCH/BTC、BCH/USD、 BCH/EURの3つの取引ペアになっている。

現在、BCH/BTCとBCH/USDの取引はほとんどKraken(クラーケン)という取引所に集中しており、流通量が400万ドル(約4.4億円)程度しかないBCH/EURは取引所史上初の取り扱いとなるので、コミュニティから期待が寄せられている。

Bitstampは本来ビットコイン(BTC)とリップル(XRP)のみを取り扱っており、数か月前にライトコイン(LTC)とイーサリアム(ETH)が追加されたばかりである。

ビットコインキャッシュは現在428ドル(約4万円)前後を推移しており、前日と比べて約1%下落している。しかし中国取引所停止の影響が大きかった仮想通貨市場全体の中で言うと、1%は全然良い。

ちなみに現在BTC/BCHの統合ハッシュレートは90%となっているが、フォークされたチェーンの方は主要なメインチェーンよりも約4%の収益性があるという。

原典:「Bitstamp to Add Bitcoin Cash Support by End of September

ここまでの内容と考察

8月1日に誕生したビットコインキャッシュは、一時マイニングに9時間もかかっており、不便さを感じた多くのユーザーが売りに走りました。

しかし最近になってビットコインキャッシュは上昇傾向にあり、時価総額も71億ドル(約7,800億円)にまで達しています。

最近では仮想通貨界隈で知らない人はいないRoger Var(ロジャー・バー氏)もビットコインキャッシュの購入を考えているらしいのです!

ビットコインキャッシュは誕生と同時に時価総額ランキングも3位になっており、リップルを抜いていました。

そんなビットコインキャッシュは主にKRW(韓国ウォン)で取引されており、約56%も占めています。

アジアでの取引が多かったビットコインキャッシュは、今回のBitstampでの取り扱い開始の影響で今後ヨーロッパでも普及されはじめ、もっと価格が上昇してくる可能性もあります!

今後ビットコインキャッシュからも目が離せませんね。