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ビットコイン利用者と価値の増加は1BTC=4,000ドルに繋がるか?
- 2017/7/5
- 仮想通貨の最新ニュース
ビットコインは1BTC=4,000ドルに到達するのか?
ビットコインには価格が高騰しすぎる可能性があるといった懸念や、今最も大きな課題と言えるスケーラビリティに関する課題はあるものの、確かな事実として言えるのが、ビットコインを導入してきている場が増えてきていることです。
それも相まってcoinbaseとBLOCKCHAINという最大規模のビットコインウォレット会社は、先月の利用者数が大幅に増加したと発表しています。
起業家でもあり投資家でもあり、そして熱烈なビットコイン支持者でもある
Alistair Milne氏はTwitterで
「coinbaseがたった30日間で100万人もの新規ユーザーを獲得した。」
とツイートしており、2016年11月に500万人だったcoinbase利用者数が6月末の時点で840万人にまで増えたことを表すグラフも発表していました。
Coinbase has added approx 1million new users in 30 days
The rate of growth does not appear to be slowing down#bitcoin pic.twitter.com/6EhG7p91Hx— Alistair Milne (@alistairmilne) 2017年6月29日
coinbaseユーザー数に関してのソースを提供するように求められたMilne氏は、coinbase利用者の動向において、歴史的な変動が起きた際のスナップショットを提供している「The Wayback Machine」というソースへのリンクを引用しました。
このソースリンクによると、5月30日の時点でcoinbaseは730万人もの利用者を抱えていると示しており、Milne氏の主張を裏付ける事実となりました。
もう1つの大きなウォレット会社「BLOCKCHAIN」は、7月の時点で1,500万人以上の利用者を抱えており、1年間で約1,000万人近くの新規利用者増加を記録しています。
6月にBLOCKCHAINは4,000万ドルの調達に成功し、ビットコイン業者によって「シリーズB」を達成しています。(シリーズBというのは、投資における資金調達として第2段階目のことをいい、最後はシリーズCです)
4,000万ドルもの投資はfintechにおいても最大級に大きな投資額で、BLOCKCHAINのシリーズBはヨーロッパのベンチャーキャピタル「Lakedtar」や「GV(元Google Ventures)」、そしてGoogleの親会社でもある「Alphabet Inc」などによって進みました。
他にも「DCG(Digital Currency Group)」や「Nokota Management」といった様々な業界の投資会社なども参加しているようです。
何が利用者増加を促進しているのか?
まず考えられることとして、ビットコインの高騰が新たな利用者からの注目を集めていることは間違いないでしょう。
現に2017年1月1日には1BTC=1,000ドル(約11万円)前後であったのにも関わらず、6月中旬には最高値の1BTC=3,000ドル(約33万円)にまでなりました。
他の大きな要因として考えられるのが、「ドナルド・トランプの大統領就任」と「EU離脱」という2つの出来事です。この2つの出来事の後、人々は経済的な不安定さを恐れて仮想通貨に注目するようになったのです。
こういった点を踏まえると、仮想通貨全体の相場はまだまだ上昇してくるだろうと考えられており、いまだに多くの企業が仮想通貨に注目しているという。
原典:「Bitcoin is Growing in Value and Users ; Factors toward $4,000?」
ここまでの内容と考察
最初の仮想通貨として爆発的な人気を誇ったビットコインは、様々な問題を抱えながらもビットコイン主流の世界に変わってきています。
それに合わせてビットコインを扱うcoinbaseやBLOCKCHAINといった人気ウォレット会社の利用者も大きく上昇しているそうです。
確かに管理人の周りでも、仮想通貨やビットコインを認知してきている人が増えてきているなと感じます。
日本という単位でみるとまだまだ発展は進んでいませんが、今後世界中でビットコインや仮想通貨を当たり前のように使っている日が来るかもしれませんね。