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世界で最初の仮想通貨「ビットコイン」は10年以内に世界一の通貨になる?
- 2018/3/23
- 仮想通貨の最新ニュース
先日仮想通貨に対して前向きな発表を行ったTwitter(ツイッター)の共同創設者であるJack Dorsey (ジャック・ドーシー)氏は、Bitcoin(ビットコイン)が10年以内に世界の主要な通貨になる可能性があると語った。
イギリス新聞社「The Time (ザ・タイムズ)」の記事で、Dorsey氏は、
「最終的に、世界は一つの通貨を持ち、インターネットも一つの通貨を持つだろう。」
「個人的には、その通貨がビットコインであると信じている」
と語った。さらに、
「おそらく10年以上かかるかもしれないが、もっと速く進展する可能性もある。」
とビットコインへの期待を寄せた。
Dorsey氏がCEOを務めるSquare社、は同社が開発している人気アプリ「Cash App(キャッシュ・アップ)」にビットコイン決済機能を既に導入しており、今後もビットコイン関連の機能を追加するつもりだと述べている。
また、今後のSquareの取り組みとして店舗用に開発されている決済処理ソフトウェアにおけるビットコイン決済機能を導入することや仮想通貨交換業者の運営を開始することが憶測されている。
しかし世界中でビットコインの決済サービスが検討されている一方で、それを日常やビジネスで使うには送金手数料や送金時間などの問題を解決しなければならないのも事実。
それでもなお、Dorsey氏は将来的にはビットコイン決済が簡易化され効率的になるという希望を持っているという。
「ビットコインは送金スピードが遅く、コストもかかるが、より多くの人々がそれを使うにつれて、問題は時期に解決されるだろう。」
また、今後のブロックチェーン技術の普及に関しても、
「新しいテクノロジーがブロックチェーン技術を基盤に開発され、よりブロックチェーンが親しまれる」
と述べた。
現在のビットコインの送金時間や手数料に関する問題を解決する一つの方法として考えられている技術のひとつに「Lightning Network (ライトニング・ネットワーク)」がある。
これが実際に導入されると、ユーザーは手数料なしでほぼ即時の決済ができるようになる。
ちなみにDorsey氏は、この技術の主要開発チームの1つである「Lightning Labs(ライトニング・ラブス)」に投資しているという。
ここまでの内容と考察
Twitterの共同創設者であるDorsey氏が、将来のビットコインの可能性を語りました。
現在時価総額が約16兆円で仮想通貨の起源でもあるビットコイン。
手数料や送金時間で批判を受ける一方で、ビットコインが目指す、P2Pで行う価値の交換を実現させました。
実際に多数の仮想通貨の中でビットコインのみが普及するとは考えにくいですが、ビットコインを決済手段の一つに入れるサービスは年々増加するでしょう。
今後もそんなビットコインに注目していきたいですね。
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