Bitcoin価格が週末に入っても上昇を継続し、6,200ドルを記録

ビットコインの価格は、6,200ドル(約682,000円)をマークし過去最高値を更新した。

Bitcoinが6,200ドルに

20日(金)、ビットコインの価格が5,650ドル(約621,500円)から6,000ドル(約660,000円)へ急騰し、アナリストとビットコイン投資家を驚かせた。

その勢いは週末に入っても維持されており、21日(土)には、6,100ドル(約671,000円)を超え、最終的に6,200ドル(約682,000円)に達した。

現在、ビットコインの価格は世界平均で6,189ドル(約680,790円)で取引されているが、BTC /KRW(コリアンウォン)は、Bithumbで6,308ドル(約693,880円)まで上昇している。

ビットコインの価格が上昇している一方で、仮想通貨市場全体でみると盛り上がっていない。以下のチャートが示すように、ほとんどのアルトコインは、ビットコインに対する価格が暴落。

たとえば、イーサリアムはビットコインに対して20%、リップルは約30%低下している。

仮想通貨市場シェアをビットコインが独占

現在、ビットコインの時価総額は1,028億ドル(約11兆3,080億円)で、PayPalとゴールドマンサックスの時価総額より大きい。

10月のビットコインの急騰により、ビットコインは仮想通貨市場での地位を固めることができた。

つい1ヵ月前にビットコインの市場シェアは48%であったが、現在は59%に達しており、近い将来に60%を超えてくるだろう。

以前、ビットコインの時価総額を超えて最大の仮想通貨になると予想されていたイーサリアムは、市場シェアが20%から16%に減少し、リップルも4.5%に減少している。

また、ビットコインキャッシュは9月21日から市場シェアを5.8%から3.1%にほぼ半減させており、トップ10の仮想通貨の中で最も急激な下落を記録した。

原典:「Bitcoin Price Climbs to $6,200 as Record-Setting Advance Continues

ここまでの内容と考察

遂に大台である70万円まで来ましたね。ビットコインの価格が30万円だったことを考えると信じられないスピードでビットコイン価格が上昇しています。

アナリストが提唱している「今年中に1BTCで100万円」という指標が現実味を帯びてきました。

一方で、現在の市場はビットコインゴールドやSegWit2xへの期待感から維持されていることを考えると、11月のSegWit2xが終わった後の市場動向が心配ではあります。

11月はSegWit2xが現在のビットコインに置き換わるのではないかと、まことしやかに囁かれているなど、混沌とした状況になるでしょうから状況を見極めてビットコインをアルトコインに交換するという選択肢も持っておく必要があるでしょう。