ビットコインにおける価格変動の歴史は時を経て崩壊する

ビットコインにおける価格変動の歴史は時を経て崩壊する

ビットコインの価格は2017年12月17日から64.5%低下した。仮想通貨市場全体の価格は現在3380億ドル(約36兆円)。

これは多くの市場にとってダメージを与えている。しかしビットコインやアルトコインの価格急落は、今に始まったものではない。

ビットコイン価格急落の原因

今回、仮想通貨急落の原因には、多方面からの悪い影響が関係している。

米商品先物取引委員会はBitfinex、Tetherに召喚状を提出。

これらの取引所ではユーザーに彼らの仮想通貨を米ドルにつなげるオプションを提供している。

そんな中でBitfinexとTetherのどちらもUSDTトークン(法定通貨とほぼ連動した価値を持つ仮想通貨)をバックアップするのに十分なお金が銀行口座にあることを証明できないからだ。

一方インドでは、トレーダーに亀裂が生まれている。政府は税収を試算して正確な税金を収集するために複数の取引所を調査。

2018年までの17か月間に35億ドルの取引がインドを通って行われていることが推測されている。

さらに韓国は仮想通貨を規制の規制を発表しているが、韓国政府は仮想通貨取引を完全に禁止するつもりはない。

底値を見つける

投資の初心者でも昔から言われている、低い価格で買い、価格が上がったら売るといった基本を知っている。

その基本を行う上で問題なのは

「いつ価格が下がって」
「いつ上がるのか」

だが、その真実は誰も知らない。

今日の時点で、仮想通貨の価格は過去51日間で64.5%減少している。この減少が株式市場で起こった場合、世間は世界金融危機の再来だと騒ぐであろう。

もちろん10年前の世界金融危機はサブプライムローン問題を発端とした2007年のアメリカの住宅バブル崩壊から連鎖的に発生した2008年のリーマンショック等が原因であった。

一方で仮想通貨の場合は、規制強化による混乱が影響している。

間違いなく短期投資家にとっては、悪いニュースである。その反対に長期的な投資家に取っては良い傾向であるが、仮想通貨に関する規制は正当化するための継続的な戦いをしていくだろう。

仮想通貨が変動の少ない日常的な通貨としての未来が予想される。

原典:「A History Of Bitcoin Price Collapses Over the Years

ここまでの内容と考察

仮想通貨の市場は大きく急落し、仮想通貨に対する不安も持つ声も出始めました。銀行が仮想通貨の取り扱いを始めたり、ここ最近の仮想通貨の動きは大きいです。

世界中の注目が集まる中、各国の仮想通貨に対する規制に注目が集まります。

フィリピンでの仮想通貨やICOに関する規制の発表であったり三月にアルゼンチンで行われるG20による議論にも注目が集まります。