ビットコイン価格が急上昇し、暗号市場は170億ドルに回復

ビットコイン価格が急上昇し、暗号市場は170億ドルに回復

10月18日、仮想通貨市場は急落したが、昨日19日に反発し上昇した。

ビットコイン価格は6%以上上昇し、5,700ドルに近づき、イーサリアム価格は3%上昇し309ドルとなっている。

18日の急落により、仮想通貨の時価総額は1,565億ドルと大幅に押し下げられ、1週間ぶりの低水準となった。

しかし、市場は18日中には回復をはじめ、すぐに1,600億ドルを上回り、19日まで上昇を続けた。現在の時価総額は1,697億ドルに上昇している。

ビットコイン価格が下落前の水準に戻る

18日のビットコイン価格の下落原因は不明であるが、5,151ドルほどまで激しい押し下げの圧力をかけ続けた。

しかし、5150ドル付近で、ビットコイン価格がしっかりと保たれ、徐々に上昇に転じた。

そのまま上昇を続け、最終的にビットコイン価格は6%上昇し、5,679ドルという価格になっている。現在、ビットコインの時価総額は945億ドルの時価総額となる。

イーサリアム価格は300ドルを超えている

イーサリアムの価格は、ビットコインほどの回復を見せませんでしたが、291ドルまで下落した後、300ドルまで価格まで戻っている。

現在、イーサリアムの価格は309ドルで取引されており、直近24時間で3%の上昇を記録している。時価総額は294億ドルである。

アルトコインは大幅に上昇

19日、アルトコインの価格は大幅に上昇。時価総額をトータル20億円増加させた。

ただ、いくつかの仮想通貨で価格下落を記録した仮想通貨があった。

トップ10の仮想通貨のうち3つが下落したのだが、最も大幅な冷え込みを記録したのがリップルである。

リップル社が主催する「Swell」が仮想通貨投資家に大きな期待を寄せられていた。しかし、期待を上回るような発表はされず、18日からリップル価格は急落しています。

リップルの価格は直近24時間で7%の下落を記録し、0.212ドルで取引されている。

第4位のビットコインキャッシュもわずかな減少となり、約334ドルまで下げている。しかし、Roger Ver(ロジャー・バー)氏とCalvin Ayre(カルバン・アイル)氏が、「ビットコインキャッシュが本物のビットコインである」と共同声明を出しており、大きな期待感がある。

一方、ライトコインの価格は8%上昇し、60ドルという重要な指標に価格を押し戻した。

ライトコインは現在61ドルを記録しており、時価総額は32億ドルである。

Dashの価格は3%増加、NEMは約10%の上昇を記録。一方、NEOは3%下落、Bitconnectは8%上昇、Moneroは1%上昇をそれぞれ記録している。

原典:「Bitcoin Price Bounces Back, Crypto Markets Recover to $170 Billion

ここまでの内容と考察

ビットコインに加えて、アルトコインが大幅な価格上昇を記録しています。具体的な原因は不明ですが、ビットコイン価格の上昇に少し遅れて価格上昇をするというアルトコインの特徴を示しているように思えます。

仮想通貨市場は、現在のところビットコインを中心として動いており、ビットコインの価格動向を追いかけるようにして、アルトコイン価格は変動する傾向があります

今までもビットコインの価格上昇に少し遅れてアルトコインが付いてくるというようなことがありました。

価格下落の際は、ビットコインが下落すれば、すぐにアルトコインも下落することが多いので、一概にビットコインから少し遅れてアルトコインの価格が変動するとは言い切れませんが、

比較的ビットコインの価格変動に左右されるのがアルトコイン市場と言ってよいでしょう。