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ビットコイン価格は4279ドルに急騰後、下落傾向に
- 2017/9/29
- 仮想通貨の最新ニュース
ビットコインの価格は、昨日9月29日に、直近2週間の中で最高値を記録した。
一方、韓国の3つの仮想通貨取引所においては、強い価格下落の圧力が加わっており、ビットコインが4,000ドル(約440,000円)以下の価格で取引されている。
ビットコイン価格が4,300ドル(約473,000円)に近づく
ビットコインは今週注目を浴びる値動きをした。先週の日曜日には、ビットコイン価格は3,700ドル(約407,000円)以下の値をとっていたが、今週初めには4,000ドル(約440,000円)という一つの基準を超えてきた。
そこからさらに価格が高騰し、9月12日以来の高値である4,279ドル(約470,690円)を昨日9月28日に記録。それに伴い、一時的にではあるものの、時価総額が700億ドル(約7兆7,000億円)を上回った。
しかしその後、ビットコインの価格は、日本時間で本日9月28日の午後7時に急落し、4,164ドル(約458,040円)まで下落。ただ、ここ24時間のビットコイン価格の増減をみると2.3%増を保っている。
このビットコイン価格の下落圧力は、韓国の取引所においてBTC / KRW(韓国ウォン)ベースで、3,998ドル(約439,780円)と4,000ドル(約440,000円)以下の価格水準となっていることから発生している。
ビットコイン価格の上昇に影響を与える要因
昨日9月28日夕方、ビットコイン価格は数パーセント急落した一方で、直近一週間でみると、10%以上の価格上昇を記録している。
このビットコイン価格高騰の要因は、中国のICO禁止と仮想通貨取引所の規制による市場の混乱の落ち着きが主な要因であることは間違いないが、他にもいくつか考えられる。
まず一つの要因は、仮想通貨投資会社であるGrayscale Investments(グレイスケール・インベストメンツ)社が、ICO市場を創出する合弁会社を設立し、上場をSEC(米国証券取引委員会)とFINRA(野村證券)に申請したことである。
二つ目は、マレーシアやバーレーンを含む発展途上国でビットコインが普及するという期待感である。発展途上国は仮想通貨の受け入れに対して積極的である。
ビットコインアナリストによると、ビットコイン価格が4,000ドル(約440,000円)以上を維持することが必要であるが、ビットコイン価格の世界平均値が、今後数日間4000ドル(約440,000円)以上を保った場合、過去最高値を更新する可能性が高いだろうということである。
原典:「Bitcoin Price Climbs to $4,279 But Begins to Ebb Lower」
ここまでの内容と考察
ビットコイン価格は、今週入り価格上昇が続いていたが、昨日9月28日の夕方下落に転じました。
ただ、今回のビットコイン価格下落は、一時的なものだと考えらます。
昨日の考察において、管理人はネガティブなニュースが出なければ価格は上昇し続けると書きましたが、「ネガティブなニュースが続かなければ」と訂正したいと思います。
というのも昨日、ウォール街で有名なバンカーであるジョーダン・ベルフォート氏の「ビットコインはばかげている」発言を受けたにもかかわらず、それほど大きな下落をしたとは言えません。
また、この価格下落は、急騰後の調整によるものであり、この発言の影響は非常に小さいように思えます。
つまり、単発の悪いニュースではそれほどビットコイン価格の上昇傾向は動じないのではないでしょうか。
今のところ、懸念材料は、ビットコインのハードフォークを引き起こす可能性がある11月のSegWit2xに関する問題です。
ただ、最高値を更新するかは不明ですがこの上昇傾向は、10月中旬ごろまで続くと考える方が妥当ではないでしょうか