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「ビットコインは深刻なリスクを抱えている」UBSの投資チーフ
- 2017/11/19
- 仮想通貨の最新ニュース
世界最大金融機関UBSグループの投資マネージャーHaefele氏が、ビットコインの非中央集権という特徴を批判し、ビットコインに投資する予定がないことを公表した。
2017年、ビットコインは価格の急上昇を見せており、かつ勢いが衰えていない。そんな中Haefele氏は「UBSのポートフォリオのほんの一部にさえも入れるつもりはない」と述べた。
会社のポートフォリオに入っていない資産に関して、UBSは強く批判する傾向がある。
先月だけでも、少なくとも3人のUBSの部長とアナリストが仮想通貨市場を批判。ゴールドマン・サックスが発表した、投資家が仮想通貨に興味があることを示すレポートにさえ異議を唱える。
UBSグループのCEO、セルジオ・エモーティ氏は、ビットコインについて「高額の賭けをする意義はない」と述べている。
その後、UBSはビットコインを「投機的なバブル」と表現した白書を発表。UBSのエコノミストはビットコイン先物が17世紀のチューリップバブルを彷彿とさせるとまで批判を強めている。
もちろんビットコインに関するUBSの批判は、表面上だけを見るべきではない。というのもブロックチェーン技術の可能性を認識して、独自の仮想通貨トークンプロジェクトを開始している。
UBSは2015年からこのプロジェクトに取り組んでおり、2018年にはβ版をリリースする予定である。