中国の取引所「Binance」がウガンダのブロックチェーン企業と提携へ

Binance(バイナンス)の使い方や登録、入金方法を徹底解説!

世界の最大手仮想通貨交換業者である「Binance(バイナンス)」が、ウガンダのブロックチェーン企業「Crypto Savanna(クリプトサバンナ)」と提携を発表した。

この提携はウガンダをはじめとする東アフリカ諸国の経済発展を支持するためであり、BinanceのCEOであるChangpeng Zhao(チャンペン・ツァオ)氏も4月22日に自身のツイートで発表している。

このツイートによれば、ブロックチェーンを通じて若者の雇用を促進させ、四次産業を発展させるという。

さらに2,000万ドル(約21億円)ほどの投資額をウガンダに誘致することで東アフリカ諸国に「経済変革」を起こすことができるとされている。

CoinMarketCapによるとBinanceは現在世界で2番目に大きな仮想通貨取引所であり、1日の平均取引量はなんと219億ドル(約2.3兆円)にも上る。

そもそもアフリカ大陸ブロックチェーン企業にとっては有望な地域だとされており、大陸の多くの人は銀行へのアクセスがない。

さらに30か国以上のアフリカ人が海外で働いて償還を送っているため、人々が金融機関へアクセスできるようにできるブロックチェーン技術は非常に魅力的なのだ。

東アフリカは他にもOmiseGOの「Omise財団」やイーサリアムの共同設立者Vitalik Buterin(ヴィタリック・ブテリン)氏から100万ドル(約1億円)の投資を受けているという。

原典:「Binance And Crypto Savannah Partner To Bolster Ugandan Economy

ここまでの内容と考察

先日、日本の金融庁から刑事告発を受けた中国の取引所「Binance(バイナンス)」が、今回東アフリカの国ウガンダと提携を取りました。

ブロックチェーン技術の導入によって生活水準が大きく変化する見込みがあると言われているアフリカ大陸において、東アフリカは貧困諸国が最も多い。

こうした地域でブロックチェーン技術を先進的に取り組むというのは非常に良いことですね。

「Unbanked(アンバンクド)」と言われる、いわゆる銀行口座を持てない国民が多い東アフリカ地域では、そういった金融機関へのアクセス方法が常に模索されていました。

しかしブロックチェーン技術によってそれが大きく覆される日も近いでしょう。

アフリカ大陸の動向やブロックチェーン技術が今後どう利用されていくのかに注目ですね!