Berkshire Hathaway社の副会長「仮想通貨は赤ちゃんの脳みそだ」

Berkshire Hathaway社の副会長「仮想通貨は赤ちゃんの脳みそだ」

仮想通貨取引を人間の臓器に例える、奇抜で少々不気味な表現が、とある大物人物の口から飛び出した。

その人物とは、アメリカはネブラスカ州に本社を構える大手持株会社のBerkshire Hathaway(バークシャー・ハサウェイ)社で副会長を務める、Charles Munger(チャーリー・マンガー)氏。

彼によれば、仮想通貨取引はいわば「臓器の売買」と一緒であり、非常に悪質な取引形態の1つであるという。

その理由としては、仮想通貨の価格変動が著しすぎる事、簡単に大儲けできるが、仮想通貨自体に何の価値もない事等が挙げられる。

Munger氏はかねてよりビットコインをはじめとする各種仮想通貨に対してとても否定的な姿勢を見せており、今回はそれに引き続く形でのアピールとみられている。

実際に現在の仮想通貨市場について、大手金融機関にインタビューで尋ねられた時Munger氏は、

「仮想通貨の根幹を成しているブロックチェーンをはじめとした技術は、人間の叡智の結集として評価されるべきものである事に間違いない。

しかし、どんなに技術が優れていようと、その物自体に価値がなければ何の意味もない。

現在巷で流行っている仮想通貨自体に価値はなく、ただただボロ儲けしたい愚かな人間が取り扱うものにすぎない。

あなたがもし今、赤ちゃんの脳みそを手に入れたとしたら、それを笑顔で売りにいくかどうかを考えてみてほしい。

仮想通貨を取引するという事は、それと同じ事を平気でやっている事と同義であると、私は捉えている。」

と、彼独自の切り口で、現在の仮想通貨市場を揶揄するコメントを残した。

今回のMunger氏の発言以外にも、仮想通貨を全面的に非難し、ネガティブキャンペーンを行う人物は各界で増加の一途を辿っている。

現在のこうした状況が、今後どのように変化し、仮想通貨市場全体に影響を及ぼすのか。

混沌と化す仮想通貨市場の変化に、世間の注目が集まる。

ここまでの内容と考察

かねてより仮想通貨取引を否定していたバークシャー・ハサウェイ社副会長の口から、独創的かつ不気味な衝撃発言が飛び出したという今回のニュース。

仮想通貨取引を「赤ちゃんの脳みそ」に例えるとは、なんともユニークですが、じわじわと怖さが伝わってきます。

全体的にマイナスな意見が目立つようになってきた仮想通貨取引ですが、はたして今後プラスに転換する瞬間はやってくるのでしょうか。

市場全体の景気回復も含めて、これからの仮想通貨業界に期待を込めて待ちましょう!