アップル共同設立者「ビットコインは素晴らしいがブロックチェーンはバブル」

アップルの共同設立者「ビットコインは素晴らしいがブロックチェーンはバブルだ」

世界最大級の企業「Apple(アップル)」共同創設者であるSteve Wozniak(スティーブ・ウォズニアック)氏がブロックチェーン技術を「バブル」と呼んだことが旋風を巻き起こしている。

 

「ブロックチェーンはバブルだったように感じる」

今週火曜日にニューヨークで開催された「NEX(ネックス)カンファレンス」にて、Wozniak氏が、「インターネットバブル」と急速に発展する「ブロックチェーン業界」は類似していると指摘した。

最近、ビットコインが世界の通貨になることを望むと語ったWozniak氏だが、ブロックチェーン関連のスタートアップ企業の将来性については疑問視しているようだ。

「インターネットが普及するには時間がかかった」

「一日では何も変わらない。ブロックチェーン技術を使った先見の明があるプロジェクトでも、長期的に安定する準備ができていなければ、不完全燃焼に終わってしまう」

そんな現在のブロックチェーン業界に対して厳しい目を向けるWozniak氏だが、ビットコインとイーサリアムに対しては奨励しており、

「Bitcoinは数学的に定義されており、総供給量が一定、また分散化されている。

また、企業によって経営されておらず、常に成長している」

と述べている。

ちなみにWozniak氏は、両資産に早期から投資し、昨年大幅な利益を上げ、数ヶ月前にその大半を売却したそうだ。

しかし、売却後もビットコインの将来性を感じており、

「ビットコインは素晴らしい」

と発言するなど肯定的な姿勢を見せている。

原典:「Bitcoin is ‘Amazing’ but Blockchain Is a ‘Bubble’: Steve Wozniak

ここまでの内容と考察

仮想通貨業界に疑問を投げかける著名人がよく主張する「ビットコインはバブル」ではなく、「ブロックチェーン技術がバブルだ」というWozniak氏の興味深い今回の発言。

確かに、最近ではEOS(イーオス)やCardano(カルダノ)など分散型アプリを展開できるブロックチェーンが増加傾向にあります。

今後プラットフォーム同士の競争がさらに激化すると予想される中、一体どのプラットフォームがより多くのユーザーを集めることができるでしょうか?

注目していきたいですね!