アルトコインが回復兆候を見せる中、ビットコインは7000ドルに

8月4日に仮想通貨市場は一時的に下落したが、翌5日にはビットコインがわずかに上昇し、7000ドル(約70万円)になっていた。

一方で「Coin360°」によると、主要なアルトコインは1%~7%の著しい回復の兆しを見せている。

ビットコインは7月17日以来の価格下落を見せ、現在の価格は7000ドル(約70万円)近辺になっているが、週間では約14.05%の下落。一方月間では8%の上昇だという。

そんな中で、アルトコインは大きな回復の兆しを見せている。

イーサリアムは週間では11.35%、月間では11.66%の下落となったが、下落から1%~2%の回復は見られた。

更に、IOTAは7.21%、カルダノは3.63%、イーサリアムクラシックは過去24時間で7.17%と大幅な上昇が見られる。

しかし現在すべての仮想通貨の時価総額は、8月4日から50憶ドル(約5000億円)近く回復したが、それでも7月後半の3030億ドル(約30.3兆円)から500億ドル(約5兆円)程下がった2572憶ドル(約25.7兆円)に落ちてしまった。

先週末にICEが、マイクロソフトのクラウドサービスを使った、デジタル資産のプラットフォームを立ち上げることを発表した。

週末の下落はあったももの、このニュースはマーケットに強気の流れをもたらすかもしれない。

原展:「Bitcoin Hovers Near $7,000, While Altcoins Show Marked Signs of Recovery

ここまでの内容と考察

今回の記事では、仮想通貨全体の時価が下落した中でアルトコインは回復の兆しを見せていること、すべての仮想通貨の時価総額が下落していることを紹介しています。

上記の仮想通貨の時価下落の影響を受けてか、先週末に記事で紹介したICEの仮想通貨の新会社Bakktの目玉サービスの1つであった、スターバックスでの仮想通貨支払いを、スターバックス社が受け付けないと表明しました。

このような魅力的なプロジェクトが無くなってしまったことは、仮想通貨業界にとっても大きな痛手です。

したがって、仮想通貨の時価の下落から回復することを願うばかりですね。