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ビットコインの使い方って?基本的な仕組みと安全な管理方法
- 2017/8/3
- ビットコインについて
今話題のBitcoinの使用方法とは?
「ビットコインってどうやって使うの?」
「どこで使えるの?」
ビットコインの使い方や使えるお店が知りたいあなたは、このような疑問を抱いているのではないでしょうか?ビッグカメラのビットコイン決済導入を皮切りに、今では5,000以上の店舗がビットコイン決済を導入しています。
しかし中にはそんなビットコインをこれから買ってみたい!という方も多いかと思います。そこで今回は、ビットコインの使い方や利用できる店舗、そして購入や管理に必要な「取引所」と「ウォレット」についても見ていきます!
もう既にビットコインを持っていて、早く使い方や利用可能店舗が知りたい!という方はこちらから飛べますのでご利用ください。→ビットコインの使い方、店舗のまとめへ
ではまず、ビットコインの基本情報や購入に必要な「取引所」について見ていきましょう!
目次
そもそもビットコインってどんな仮想通貨なの?
ビットコインというのは、2008年に発表された「サトシ・ナカモト」と名乗る人物の論文から生まれた世界で初めて誕生した仮想通貨です。
論文が発表された翌年の2009年に発行が開始され、今ビットコインは時価総額4兆円を超える仮想通貨になっています。
そもそも仮想通貨とはその名の通り「仮想」の通貨のことをいい、実体のないネット上の通貨になります。実体のない通貨とはいえ、国内では資金決済法の改正によって正式に「通貨」として認められています。
そんな仮想通貨の代表的な存在でもあるビットコインは、「ブロックチェーン」という革新的な技術によって支えられています。
ビットコインの基本的な仕組みである「ブロックチェーン」とは?
ブロックチェーンというのは「分散型台帳技術」とも呼ばれ、簡単に言いますと、取引台帳を分散してみんなで監視し合おうというものです。
インターネット上で管理されるブロックチェーンは、取引や送金データを「ブロック」という箱のようなものに記録し、それが無数に連なって管理されています。全てのブロックはある暗号数式で繋がっており、1つでも改ざんしようとすればそれ以降の全てのブロックを改ざんしなければいけないので、現実的に不正・改ざんができない仕組みになっているのです。
ネット上で管理されているビットコインは「ウォレット」というネット上の財布で管理するこができます。円やドルといった法定通貨のようにビットコインもウォレットや決済アプリ、QRコードを用いてお店で使うことが出来るのです。
実際にビットコインをお店で使うためにはまずビットコインを購入する必要があり、ビットコインは一般敵に取引所で購入できます。そこで次にビットコインが購入できる取引所について見ていきましょう。
ビットコインが購入できる取引所を利用する
ビットコインを購入できるところを「取引所」といいます。
取引所とは、ビットコインを買いたい人と売りたい人をマッチングさせる仲介サービスで、取引所もネット上に存在します。取引所は仲介手数料を取ることで利益を出しており、国内には既に10社近くの取引所があります。
今回は数ある取引所の中でも、ビットコイン取引量、利用者数No.1の「bitFlyer(ビットフライヤー)」という取引所を例に、登録方法や購入方法について見ていこうと思います。
取引所の登録方法
ビットコインを扱っている「bitFlyer」の登録は非常に簡単で、これから紹介する4つのステップで完了します。
まずは、ビットフライヤーのトップぺージに入ります ↓
1. bitFlyerホームページ上の無料アカウント作成ボタンをクリック
2. メールアドレスを入力後に開設ボタンをクリックして「bitFlyerをはじめる」をクリック
3. 届くメールのURLから更に個人情報を登録する
4. 銀行口座情報を登録してアカウントクラスをアップグレードさせる
登録の際に免許証やパスポートといった本人確認書類のアップロードが必要ですが、こちらも写真を撮って送るだけですので簡単に登録ができますね。
bitFlyerをはじめとする国内取引所のほとんどはスマホ対応のアプリも配信しているので、登録が終わったらアプリをダウンロードしてアカウントの同期をしておくことをおすすめします。
では次にビットコインの購入方法について見ていきましょう!
ビットコインの購入方法
ビットコインを購入するためにはまず日本円を入金する必要があります。
1.トップページから「入出金」をクリック
2.表示してある振込先に振り込む
実際に振込額が反映されるまで2日~3日かかる場合もありますが、すぐに買ってみたい方はクレジットカードでビットコインを購入することもできます。ではいよいよビットコインの購入です。
ビットコインを購入するためにはビットコイン取引所をクリックし、数量を指定して「コインを買う」をクリックするだけです。
このように取引所は登録も購入も非常に簡単ですので、誰でもビットコインを始められますね。では次にビットコインを使う為、そして管理するために必要なビットコインの「ウォレット」について見ていきましょう。
使うために必要な仮想通貨のウォレットとは?
ウォレットとはその名の通り、保有しているビットコインを管理する「ネット上の財布」を意味し、ビットコインで買い物をするには、このウォレットが必須になります。ウォレットを使えばビットコインを安全に管理・使用できるだけでなく、ウォレットを通してビットコインの受け渡しができるようにもなります。
そんなビットコインのウォレットには「クライアントウォレット」、「オンラインウォレット」、「ハードウェアウォレット」、「ペーパーウォレット」の4つのタイプがあり、それぞれ特徴が異なります。
ウォレットタイプ | 特徴 |
---|---|
クライアントウォレット | ・ダウンロードに手間がかかるが、セキュリティが高い ・ハッキングリスク(中) |
オンラインウォレット | ・登録が簡単で使いやすい ・アプリも配信されている ・ハッキングリスク(高) |
ハードウェアウォレット | ・USBなどに保管できるのでセキュリティが高い ・対応している仮想通貨が多い ・ハッキングリスク(低) |
ペーパーウォレット | ・紙媒体で管理できるのでセキュリティが一番高い ・多額の保管に向いている ・ハッキングリスク(極低) |
このようにそれぞれのウォレットタイプによって良し悪しがあり、用途や所有量に合わせていくつかのウォレットを持っておくのも良いかもしれませんね。
そんなウォレットの中で最も一般的なのは、オンライン上で管理できる「オンラインウォレット」となっています。中でも「Blockchain.info(ブロックチェーン)」というウォレットの人気が高くなっており、アプリも配信されているのでいつでもしっかり管理することができますね。
ここでは、ビットコインを安全に管理できるBlockchain.infoのアカウント作成方法や使い方についても見ていこうと思います。
Blockchain.infoのアカウント作成方法
Blockchain.infoのアカウント作成も非常に簡単で、これから紹介する3つの手順を踏むだけとなっています。
1. BLOCKCHAIN.infoの公式サイトで「ウォレットを作成」をクリック
2. メールアドレスと新規パスワードを作成し、続行をクリック
3. 登録したアドレス宛にくるメールで承認を行う
これでウォレットの作成は完了です。あとはセキュリティ強化のための電話番号登録やセキュリティフレーズの設定があり、それを行えばよりセキュリティが強化されます。
では次にビットコインをBlockchain.infoに入れるための受信方法や送信方法についても見ていきましょう。
Blockchain.infoの送受信方法
トップページにログインできたら「受信」「送信」が選べるので、ビットコインを受信する際は「受信」をクリックします。すると自分の受信アドレスが表示されるので、そのアドレス宛に送ってもらえれば瞬時に受信が完了します。
また送信の際も送信する相手のアドレスを入力し、送るビットコインの量を指定するだけですので簡単ですね。
取引所でビットコインを購入し、ウォレットに移動できたらいよいよビットコインを使うことが出来ます。
では実際にビットコインが使えるお店や使い方について見ていきましょう!
気になるビットコインが使えるお店と使い方
2009年に発行が開始されたビットコインは2016年から急速に実用化が進み、2017年現在5,000店舗以上もビットコイン決済が導入されています。
日本で最初にビットコイン決済を導入した「ビッグカメラ」をはじめ、DMM.comやAmazon、メガネスーパーやノジマでも導入されています。業界で言えば飲食店や食品、インテリア雑貨などあらゆる業界で普及されています。
業界 | 店舗、サイト名 |
---|---|
食品、飲食店 | ・Wafelhuis ・The Pinc Caw ・九州焼肉てにをは ・天現寺ガーデン その他 |
ヘルス・ビューティー | ・BULK HOMME ONLINE STORE ・テシヲモール ・ハッピーライフ・ギフト その他 |
アクセサリー・インテリア | ・BLANCA ・彩雅 その他 |
サービス・その他 | ・コインギフト ・スキャンマン ・amaten その他 |
では実際にどうやって使うのでしょうか?次に具体的な使い方について見ていきましょう。
ビットコインの使い方
ここでは、ビットコインの使い方を説明するために「ビッグカメラ」を例に使い方を見ていきます。
ビットコイン決済は原則的に「簡単」・「便利」を謳っており、これから紹介するたった3つの手順で決済することができます。
1.アプリを準備する
2.店舗スタッフさんがQRコードを表示してくる
3.それを読み取る
たったこれだけになります。アプリというのは先ほど作成したウォレットのアプリを使いますので、事前にアプリを起動して準備しておきましょう。
ビットコインでの支払いは、Suicaといった電子マネーのように小銭を用意したりサインしたりする手間がないので、スムーズに買い物ができると言えますね。ビットコインの価格もこれから上昇してくると予想されているので、ビットコインを購入して使ってみてはいかがでしょうか?
ここまでのまとめ
今回はビットコインが使えるお店や購入方法、安全に管理できるウォレットについて見てきました。
先ほども触れましたように、既に国内だけでも5,000以上の店舗がビットコイン決済を導入しており、ビットコインの実用化はこれからも加速していくと予想されています。
実際にアメリカで導入されている「Rakuten(楽天)」でのビットコイン決済が、2017年末までに日本でも導入されるようです。今後コンビニやスーパーでのビットコイン決済も考えられているらしく、将来的にビットコインでなんでもできるようになると言えますね。
既にビットコインを持っている方もこれから購入する方も、今回紹介したビットコイン決済導入店舗で実際に試してみてはいかがでしょうか?
ビットコインを含めた筆者イチオシ仮想通貨をまとめた記事もありますので、興味がある方はこちら!