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イーサリアム設立者の Vitalik氏「会合の許可も参加もしていない」
- 2018/5/11
- 仮想通貨の最新ニュース
今週イーサリアムのロードマップを決める会合が開催されたが、そこにはイーサリアム共同設立者Vitalik Buterin(ヴィタリック・ブテリン)氏の姿はなかった。
そんなVitalik氏は、イーサリアムの方針を決める重要な会合に参加できなかったことに対して自身のTwitterでは、
「私は会合に参加していない。
それに私の許可なしで、話が進められたのだ。
この会合で何を話し合われたのか、私は本当に何も知らない。」
と述べていた。
Fun fact for @_Kevin_Pham: I was not at this meeting, it was organized without my permission or even involvement, and I honestly don't really know much about what happened there. https://t.co/T6Ex1zJPXZ
— Vitalik "Not giving away ETH" Buterin (@VitalikButerin) 2018年5月8日
このツイートからわかるように、Vitalik氏は会合に参加できなかったことに対して不満を抱いているという。
しかし、Vitalik氏が参加できなかった会合は、この会合だけではない。
イーサリアムのコミュニティは今月9日にブロックチェーンの開発にコミットするとの声明を出していたが、この声明の中にVitalik氏の名前はなかった。
イーサリアムの生みの親でもあるVitalik Buterin氏抜きで今後の方針について議論するのは余程のことだろう。
Vitalik氏とイーサリアムコミュニティとの間に何があったのか、業界全体から注目を集めている。
原典:「Ethereum ‘Stakeholders’ Meet To Discuss Governance, Without Vitalik Buterin’s Involvement」
ここまでの内容と考察
Vitalik氏が会合に呼ばれなかった理由が気になりますね。
しかし、Vitalik氏とイーサリアムコミュニティとの間に何があったか、真相が明らかにされていません。
もしも、イーサリアムコミュニティがVitalik氏の許可なしに開発や方向性を決める意向なら、さらなる関係悪化が予想されます。
今後Vitalik氏とコミュニティの関係次第でイーサリアムの価格や仮想通貨市場全体の動向も大きく変わってくる可能性もありますので、慎重に進めていってほしいですね。