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不正な価格操作勃発!?米司法省が仮想通貨市場の捜査を開始へ
- 2018/5/25
- 仮想通貨の最新ニュース
揺れる仮想通貨市場にて、また新たな疑念が生じたようだ。
今回スポットライトが当たったのは、アメリカ司法省が取った一連のアクションについてだ。
報道によれば、先日同省は仮想通貨市場において、通貨の不正な価格操作が行われているという指摘を受け、緊急捜査を開始したというのだ。
争点となっているのは、いわゆる「見せ玉」や「馴合売買」と呼ばれる不正売買が、仮想通貨市場において行われているのではないかという点。
実際に仮想通貨市場では、以前から同様の行為は横行しており、大量の売買注文を「架空に」行う事で、不正な市場操作が行われてきた。
その度に市場の動きに翻弄される投資家が大量発生し、多額の損失を被るケースが後をたたなかった。
このような前例もある中で、米司法省は今回、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の相場に同様の異変があると明言し、順次捜査を進めている。
現在の進捗等に関してのコメントはまだ発表されていないが、これまでの歴史や実績を踏まえても、そう簡単に解決する問題ではなさそうだ。
仮想通貨市場の未来をかけ、政府系機関の真価が、今問われ始めている。
ここまでの内容と考察
仮想通貨市場における不正な価格操作疑惑を受けて、アメリカ司法省が捜査に乗り出したという今回のニュース。
未だにマネーロンダリング等の犯罪が発生している現状を見ると、まだまだ仮想通貨市場は既存の金融市場と比べて脆弱な部分があるように見受けられます。
今後ますます仮想通貨が普及していく中で、こうした詐欺行為等が減り、よりクリーンな市場形成が計られれば良いですよね。
値動きはもちろん、より広範囲に、仮想通貨市場全体の動向をチェックしていきましょう!