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更なる拡大へ!リップルが国際送金企業2社と業務提携開始
- 2018/6/2
- 仮想通貨の最新ニュース
世界の送金を支える企業が、更なるサービス拡大に向けて動き始めた。
今や全世界で高い人気・知名度を誇る、時価総額ランキング3位の仮想通貨「リップル(XRP)」。
そんなリップルを開発・中央管理している米国のフィンテック企業「Ripple社」が、先日新たな業務提携を開始すると発表した。
それによれば、シンガポールに拠点を構える「InstaRem」とブラジルが本拠地である「BeeTech」の2社と提携し、国際送金業務の幅・領域の拡大に努めるのだという。
これら2社は、いずれも業界で今最も勢いを付けてきている、国際送金に特化したベンチャー企業であり、それぞれが独自のプラットフォームを保有している。
今回Ripple社はこの2社と組むことで、これまで同社が保持してきた送金ネットワークを物理的に拡張し、よりワールドワイドに国際送金を行えるようにしているわけだ。
具体的にはまず、InstaRemはアジア圏、BeeTechは南米と、それぞれが得意とするエリアの送金網をおさえる。
その後、各々が確保したエリアを、リップルの送金ネットワークである「xVia」上で繋ぎ合わせ、1つに集約するという流れだ。
これにより、送金できる国・地域が大幅に拡大し、これまで送金不可能であった場所にもアクセスできるようになった。
ますます勢いを増すリップル社と今回手を組む事となった、BeeTechのCEOであるFernando Pavani(フェルナンド・パヴァニ)氏は今後について、
「我々も参画するリップルのネットワークでは、xViaを通じて約60に及ぶ国と地域に送金が可能となった。
今後ますます市場が発展していく中で、より便利で新しい機能をユーザーに実感してもらえるようなサービスを提供していきたい。」
と、コメントを寄せている。
2018年が始まってから様々な企業と提携し、経済圏を破竹の勢いで拡大しているRipple社は、今後どのような動向を見せるのだろうか。
仮想通貨業界のリードオフマンが、経済全体の勢力図を塗り替える日は近づいているのかもしれない。
原典:「Ripple Adds Two More Money Transfer Firms to Payment Network」
ここまでの内容と考察
国際送金の覇権を握ろうと躍動中のRipple社が、サービス拡大を目論んで新たに2社のベンチャー企業と提携したという今回のニュース。
ネットワークが拡大されれば、ますます広範囲で送金が行えるようになり、生活の利便性は格段に向上しそうです。
それと同時に、「仮想通貨」というものの知名度も底上げされ、結果的に仮想通貨市場全体の活性化にも繋がりそうな予感がします。
今後ますますリップルが勢いを増す中で、仮想通貨市場全体の人気・知名度も高まる事に期待していきましょう!