- Home
- 韓国で再びルール改訂!?今度はICO規制を緩和か
韓国で再びルール改訂!?今度はICO規制を緩和か
- 2018/3/15
- 仮想通貨の最新ニュース
韓国のICO規制事情に、またも大きな変化が訪れた!
中国と並び、一国全体で仮想通貨の新規発行による資金調達(ICO)を禁止している韓国。
そんな韓国が実際にICOの全面規制を開始してから約半年近くが経ったこのタイミングで、なんとICOの規制を緩和する方針を打ち出し始めたのだ。
もともと韓国がICOを規制した主な理由としては、国内の投資家を詐欺被害等から守るため。
実際に韓国は昨年9月頃から厳格な規制を敷き、国内投資家の保護を徹底的に実践してきた。
しかし今回、これまでのICOに対する姿勢とは一転、規制を緩和しICOを推奨する方向で考えているというのだ。
昨年末12月時点での報道では、韓国はICOのみならず仮想通貨取引そのものさえ規制の対象にするのではないかと言われていたのを考慮すると、今回の内容は全く持って真逆だ。
韓国で最も重要な金融委員会である、通称「FSC」と呼ばれる機関の代表者は、
「韓国内でのICO規制については様々な憶測が飛び交っている。しかし残念ながら、今現在我々の方から皆さんにその事についてお話できる事はない。」
とコメントしている。
公式に声明が発表されたわけではないが、最近の韓国情勢を見ると、どうやら徐々に規制緩和の方向に進んできているようだ。
韓国内の雪解けは、そう遠くないのかもしれない。
原典:「South Korea Regulators Considering Reversal of ICO Ban: Report」
ここまでの内容と考察
日本とは対照的に、厳格なICO規制を国単位で敷いている韓国。
そんな韓国で今回、ついにICO規制が緩和されるのではないかという報道がありました。
本文中にもある通り、もともと韓国内でICOが規制されていたのは、国内投資家たちを詐欺被害から守ろうという国の強い意思によるもの。
最近はそんな甲斐あってか、韓国内でのICO詐欺件数は減ったとも聞きます。
しかしその一方で、いきすぎた規制に反発する声も挙がってきました。特に仮想通貨業界は、これから成熟していく業界。
国として流れに乗り遅れないためにも、徐々に規制緩和をする必要に気付いた可能性もあります。
まだ正式に規制緩和が発表されたわけではないとの事ですが、今後韓国でのICO事情はどのように変化するのか注目ですね。
▼関連記事▼
・公務員が仮想通貨取引禁止?韓国の新たな規制