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世界第3位のHuobiが上位10種を対象とした新たな仮想通貨指標を導入
- 2018/5/25
- 仮想通貨の最新ニュース
取引量世界第3位の取引所「Huobi(フュオビ)」が、新たな仮想通貨マーケット指標を導入した。
Huobiが導入したのは「Huobi 10」というマーケット指標で、加重平均計算法を利用してUSDT(テザー)と交換できる上位10の仮想通貨を追跡するもの。
Huobiの公式サイトでは、この指標の要素について
「そもそもデジタルアセットは4つにカテゴリー分けができる。
コインとプラットフォーム、アプリとユーティリティ・トークンの4つだ。
これら4つのカテゴリーにおける要素の数は、直近の四半期の取引量に依存する。」
とコメントされていた。さらにこの指標の実用性や優位性については、
「この指標がHuobi内のマーケットに総合的なパフォーマンスを反映させ、投資家の仮想通貨売買をより快適なものにできる」
と述べられていた。
ちなみにHuobi 10は、対象銘柄が上場廃止になっても機能はし続けるといい、
「指標を構成する仮想通貨が何らかの事態で突然上場廃止になった場合、その銘柄を一時的に置き換える措置がされるとうになっている。
その場合にも備えて、置き換え用の仮想通貨リストも準備している」
とも述べられている。
さらにHuobiはこの指標に基づいた何らかの商品を6月までに発売するとも発表しているという。
そんなHuobiは、先週に世界最大の取引所「OKEx」の元CEOが参画してきたばかり。
海外展開に尽力しているHuobiは韓国に子会社を設立し、さらにロンドンにもオフィスを構える計画が進んでいるという。
原典:「Third Largest Crypto Exchange Launches Crypto Market Index Tracking 10 Top-Traded Assets」
ここまでの内容と考察
世界最大規模の仮想通貨取引所「Huobi」がついに独自の仮想通貨指標「Huobi 10」を導入しました。
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、リップル(XRP)をはじめとした上位10種類の仮想通貨を対象銘柄としており、リアルタイムで追跡していくと言います。
先日Bloombergでも仮想通貨を含めた経済指標「BGCI」を発表していました。
HuobiもBloombergも、仮想通貨に対する関心の高まりを汲んだものだと述べていますので、世界的に益々仮想通貨への関心は高まってきているように感じますね。