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中国の大手取引所「Huobi 」がカナダに新拠点を設置
- 2018/5/5
- 仮想通貨の最新ニュース
ICOや仮想通貨の規制が世界中で強まっており、特に中国ではICO禁止など、一際強い規制が行われている。
そんな中国の大手取引所「Huobi」は、北アメリカ市場に進出していくための第一歩としてカナダのトロントに新たなオフィスを構えるという。
今回カナダに拠点を置くことを決めた理由について、Huobi CanadaのマネージャーRoss Zhang(ロス・ツァン)氏は
「カナダはブロックチェーン技術を積極的に取り入れようとしている。特にトロントは北アメリカ地域でブロックチェーン技術のハブ(中心地)になってきている。
カナダから仮想通貨の北アメリカ市場への参入が成功すれば、Huobiがブロックチェーンをはじめとする革新的な技術の開拓者(パイオニア)になることができる。」
とコメントしている。
現在Huobiは世界で3番目に大きな取引所として注目されており、CoinMarketCapによると1日の取引量は17億ドル(約1,800億円)にも上る。
1月にはサンフランシスコにも拠点を設置し、アメリカで仮想通貨取引を行うために必要な米金融犯罪執行機関への登録も申請しているという。
さらに今週のはじめには、10億ドル(約1,000憶円)規模のブロックチェーンファンドを中国の榛南地区に設立すると発表している。
こうした積極的なHuobiの動きは世界の取引所の中でも特に活発的で、今後さらに大きな収益を生むだけでなく業界にとっても刺激になるだろう。
ちなみに最近ではBinanceやOKExなどがマルタ島に、そしてBitfinexがスイスに拠点を移す計画を進めている。
原典:「Crypto Exchange Huobi to Expand into Canada」
ここまでの内容と考察
カナダに拠点を移すと発表したHuobi。
北アメリカでも特にブロックチェーン技術の研究が進んでいる国として注目を浴びており、その中でも特にトロントはハブになると言われてもいます。
そんなトロントに拠点を置くHuobiは今後さらに大きくなっていきそうですね!
ちなみにBinanceやOKExが拠点を移したマルタ島はブロックチェーンや仮想通貨に関する規制が他の国より緩く、今後も規制を強めるつもりはないと発表していましたね。
今後もトロントやマルタ島のようなブロックチェーン技術を積極的に受け入れる国や地域が増えていってほしいですね!