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G20全日程終了!仮想通貨規制は7月まで見送りへ
- 2018/3/21
- 仮想通貨の最新ニュース
仮想通貨市場にとって運命が決まると言っても過言ではない2日間が終わった。
当サイトでも連日お伝えしていた、アルゼンチンのブエノスアイレスで開催していたG20(主要20ヶ国首脳会議)が、日本時間昨夜未明に全日程を終了した。
今回のG20ではずばり、仮想通貨に新たな国際規制が敷かれるか否かが最大の関心事となっていたが、結論としては今回は見送りとなった。
現状、仮想通貨市場はまだ規模も小さく、基盤が脆弱であるという意味で、既存の経済市場に及ぼす影響は小さいと判断されたためだ。
もともとG20が開催される直前までは、国際規制が敷かれる事が確実視されていた。
それだけに今回の議決は、世間の予想を大きく覆す事となった。
7月に新規制を呼びかけ
前述の通り、今回のG20では仮想通貨に新たな規制を敷かない方向で決定した。
しかし、それはあくまで暫定的な話である事を忘れてはならない。
現に今回の議論では、具体的な規制をかける事はしなかったものの、各国の同意のもと、今夏7月までには新たなプランを練る事を決めている。
そのプランの詳細はまだ決まっていないが、今後の仮想通貨市場の動きを鑑みながら、セキュリティやマネーロンダリングといった問題に対処すべく、勧告や規制を打ち出す方針だ。
特に最近では日本国内に至っても、仮想通貨取引所のハッキング問題を始めとして、仮想通貨をめぐる様々な課題に直面している。
G20に参加する国々でも、当然それぞれ状況は異なるが、今後仮想通貨に対する姿勢やアプローチを改善していく必要がある事に変わりはない。
その意味で、一旦7月までという期間を決め、そこまでに様々な可能性を模索していくというわけだ。
7月には改めて今回と同じ地、アルゼンチンはブエノスアイレスでG20が再集結する。
その瞬間規制が敷かれる事を念頭に、今後日本はどのように動いていくのか。
また他の国々の対応はどう変化していくのか。
一時幕を閉じたG20だが、夏まで熱が冷めることは無さそうだ。
ここまでの内容と考察
無事、2日間の議論を終えたG20。
今回の会議で最大の目玉となっていたのは、仮想通貨取引に今後新しく国際規制が敷かれるか否かという話でした。
結果的に今回規制をかける事は見送られ、次回7月に改めてブエノスアイレスで開催されるG20までこの話は持ち越しとなりました。
この結論を受けて、仮想通貨市場では再び買いに走る人が急増し、全体的に回復傾向が見られています。
投資家の人たちにとっても、一安心とあったところでしょうか。
今回のG20を見るにつけ、一部反対の国も当然存在しましたが、全体としては意外と仮想通貨に肯定的な意見が多く見受けられました。
たしかに7月には規制を敷く事を検討していますが、これはあくまで「勧告」程度のもので、明らかな違法行為に対して発令されます。
仮想通貨そのものや、根幹の技術に関しては有効活用したいという声も非常に多いので、これは仮想通貨市場にとって追い風でしょう。
次回のG20までに、はたして仮想通貨市場はどのように変化していくのでしょうか。
今から次回のG20が待ちきれませんね!
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